写真は既存シーリング撤去の様子です。このようにカッターで撤去する方法です。
今回は使いませんでしたが、インパクトドライバーにつけて行うスピンカッターなどもあります。私は塗り替えありきの工事なら機械を使う等分けております。圧倒的に機械の方が早いんですが、今回は外壁を塗装しないことになったので、サイディングの小口があまり傷まないようにカッターを使い手作業にて撤去しました。外壁の状態によって使い分けないと、ボロボロになってしまうところもあるので注意しながら作業します。
こちらはマスキングテープ処理後、サイディング側面にプライマーを塗布しています。
プライマーは躯体とシーリングを密着させる役割のものです。いろんな種類があります。
今回使用するシーリング材は、ハマタイトSC-MS2NBという材料で、2液タイプの変成シリコンになります。
1液と呼ばれるものは基本的に何も混ぜないで使うシーリング材です。
今回使用する2液のものは硬化剤というものを混ぜて使います。
季節によって、夏場なら乾くのが早すぎるので遅延材をいれたり、冬場で乾きが遅い時期には効果促進剤を混ぜたりします。
外壁を塗装せずシーリングを新しくするので、見本帳から色を合わせて選びトナーと呼ばれる着色剤を混ぜて撹拌します。
初めから調色されているシーリング材もありますね。オートンイクシードだったり、カートリッジタイプの材料です。
基本的にどんな色も選ぶことができますので、外壁の塗装は考えていないけど、シーリングの工事だけはしたいとお考えの方は参考にどうぞ。
続いてシーリング充填、充填後です。
今回は2色色を使っての施工となりました。
薄いベージュと濃い茶色の2色です。
充填、ヘラで均す際に気を付けることは、空気やごみが入り込まないようにすることです。
空気が入ってしまうとその時はきれいですが後に膨らんでしまったり、穴が開いてしまったりするんです。
シーリング材も熱、紫外線、などの影響をうけます。その時に空気が入ってしまっていると外に空気が押し出されて穴が開いたりします。
そうならないように気を付けて行うことが大切です。
記事内に記載されている金額は2024年12月08日時点での費用となります。
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