品川区平塚で初めての外壁塗装を検討されてるお客様からのご相談を受けて
無料点検にお伺いしました。お客様のお宅は築18年で見た目の衰えを感じていたとのことです。
お客様のお宅の外壁は南面が陽に当たり色褪せている状態です。外壁塗装を行うにあたり、
タイル調のサイディングボードを生かして、耐候
年数が10年以上
持つ塗装をご希望されていました。タイル調のサイディングボードを生かすにはピュアライドUVプロテクトクリヤーによる無色透明の「
クリア塗装」という選択がございます。UVプロテクトクリヤーの塗料は、一般的な塗装では通常
シーラーやプライマーで下塗りを行い、仕上げ用塗料で中塗り、上塗りの
2回塗りを行いますが、中塗りと上塗りのみで、シーラーやプライマーは塗りません。これはシーラーやプライマーが白っぽい色をしており元々のサイディングボードの質感を消してしまうからです。
ただしクリア塗装による工事には条件があり、チョーキング(白亜化)
の程度が問題になってきます。チョーキングの度合いが進行してくると
傷みが出始めた外壁にはシーラーやプライマーによって塗料を密着させる必要があります。今回のお客様の外壁は若干のチョーキングが見られ、南面には色褪せが見られますので、クリア塗装はあまり適していないという結論に至りました。もし、クリア塗装を検討されている方は
少なくとも10年以内での塗装をご検討ください。
今回、お客様には
クリア塗装後の状態に不安が残りましたので、一般的な塗装の塗装例をご覧いただき、後日ご検討いただくこととなりました。
南面以外の外壁状況は若干の
クラックが見られますが、きれいな状態です。
クラックは全てがヘアクラックとよばれる、
クラック幅0.3mm以下、深さ4mm以下の微細なひび割れで雨漏り
の危険に繋がるような危険な状態ではないため、
緊急性は低めでした。しかしヘアクラックは躯体に影響を与えない軽微な不具合ですが、見た目もよくなく、気分の良い物ではありません。築
18年ということもあり、そろそろ他の部分でも不具合の出てきてもおかしくないので早めの外壁塗装をご提案させていただきました。
記事内に記載されている金額は2021年04月07日時点での費用となります。
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