関東は現在、梅雨の後半という時期です。梅雨が終われば夏になり、気温もグングン上昇します。ところで、外壁塗装に向いた温度ってあるのでしょうか。また、湿度はどうなのでしょうか。
●温度…高い分には問題なし。5℃未満、低いときは塗料が硬化しないので施工できません。
お客様の中には「乾くのが早くてひび割れを起こしそう」とお思いの方も多いのですが、最近の塗料は性能が高いので問題ありません。ただし、養生などの関係で窓は閉め切りとなり、換気できませんので、お客様には暑苦しい思いをさせてしまうかもしれません。反対に気温が5℃未満の時は塗り替えはできません。塗料の施工説明書にも「気温が5℃未満の施工は避けてくたせさい」と明記されていることが多いのです。地域差はありますが、寒冷地以外でない限り、日が出ている日中は5℃以上になりますので、冬でも外壁塗装は可能です。
●湿度…90%以上では施工不可、雨は絶対に厳禁。
屋外の作業でネックとなるのはやはり雨です。特に外壁塗装や屋根塗装の場合は塗装する面に水分が残っていますと、塗料が密着せず、しっかりとした塗膜が形成できません。晴れていても、塗料が乾く前に雨が降る可能性があるときはお客様に事情を説明し、工事を延期することとなります。冬場は空気が乾いており、気温が低くないない限り、施工可能なのですが、霜が降りることが多いので、早朝は塗装する面だけ湿っているという現象もおきます。この場合、方角や日の当たり方を考慮して、塗る順番を決めていきます。
「春と秋は繁盛期、梅雨と夏は閑散期だから、丁寧な仕事をしてもらえると思って問い合わせした。それに今は塗料の性能も上がっているし。」というお客様もおられます。季節や天候よりもお客様が「思い立った日が吉日」なのではないでしょうか。
記事内に記載されている金額は2021年06月10日時点での費用となります。
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