屋根に太陽光発電が載っているお住まいがとても増えましたね。そんな屋根を見ていて、私たちがどうしても心配してしまうのはお住まいのメンテナンスのことです。定期的に屋根塗装が必要な屋根に太陽光発電を載せてしまった場合は厄介です。
●取り外して塗って再設置というパターン
一般的なお住まいの場合、その多くは取り外した太陽光を屋根の上において、屋根塗装することは不可能です。一旦、地上に降ろしてから作業することになります。塗り替えが終わってから再度、太陽光を屋根の上に上げ、再設置するこのパターンはそれだけ手間も増えるので、お金も多くかかります。
●設置場所だけ諦めるというパターン
近隣の建物などの関係で太陽光を取り外すと大規模な工事になってしまう場合、そこの場所だけ塗らないという選択肢もあります。その場合、私たちはぎりぎりまで塗らしてもらいます。太陽光パネルのおかげで、風雨がかからず、その部分は傷みが少ないというのなら問題ないのですが、現実は厳しいものです。その様な部分には土埃がたまりやすかったり、直射日光が当たらないことから、苔が生えやすかったりします。
最近は大きなパネルではなく小さな太陽光発電をいくつも並べているお住まいを見かけます。大きなパネルよりはメンテナンス性は良いでしょうが、それでもやっぱり手間ですよね。これから、太陽光発電を設置しようと考えている方はご自宅の屋根材がどんなもので、どんなメンテナンスがどれくらいの感覚で必要なのかを充分に検討することをお勧めします。
記事内に記載されている金額は2021年06月10日時点での費用となります。
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