屋根塗装も外壁塗装も工事中はお客様、ご近隣の方、そして私たちを含めて安全第一が最優先です。本日は9月9日、語呂あわせで「救急の日」ということもあって、お世話にならないよう屋根塗装の2液型塗料の「安全衛生上の注意事項」を読み返してみました。温故知新ではないですけど、読み返してみると意外な発見があるものです。一部を抜粋してみました。
●一般的な注意事項は家庭用洗剤などほぼ一緒
誤って飲んでしまった時、目に入ってしまった時の対処法は家庭用洗剤とほぼ同一のことが記載されています。
・飲み込んだ場合:気分が悪い時は、医師に連絡してください。口をすすいでください。
・眼に入った場合:水で数分間注意深く洗ってください。次に、コンタクトレンズを着用していて容易に外せる場合は外してください。その後も洗浄を続けてください。
・眼の刺激が続く場合は、医師の診断、手当てを受けてください。
医師の診断と手当ては重要ですよね。危険物を飲んでしまった場合の対処法として「○○を飲ませると良い」というのがありますが、ケースバイケースですので素人判断は危険です。ただちに医師の診断を受けましょう。
●火災に関しては基本と知っておかねばならないことが記載されている
お住まいに使う塗料にも水系と弱溶剤が存在します。それぞれ安全上の注意事項が違うのです。
・火災時には、炭酸ガス、泡または粉末消火器を用いてください
・水を消火に使用しない
弱溶剤塗料の火災の場合、水は消火に向きません。溶剤に水が馴染まないので、水を撒いた勢いで溶剤が流され、燃えている範囲が広がってしまう可能性もあります。
・容器からこぼれた時には、布で拭き取って水を張った容器に保管してください。
2液型塗料は乾燥だけでなく、化学反応で固まります。化学反応は熱を伴いますので、拭き取った布がその熱で発火する可能性もあるのです。
●塗料ではなく容器に関する注意事項?
・塗料等の缶の積み重ねは3段までとしてください。
これは一斗缶の容器が3段以上の積み重ねに耐えられないということでしょうか。それとも積み重ねすぎると危ないということでしょうか。
●一番大事なこと
・本来の用途以外に使用しないでください。
おそらく事故の大半は想定外の用途、想定外の使用法によって起こるのではないでしょうか。注意事項を守り、使用している限り、事故はほぼ起こりません。ちょっとした不注意が事故に繋がるのです。明日以降もまた、肝に銘じて安全第一で施工をします(写真は全てイメージです)。
記事内に記載されている金額は2021年06月08日時点での費用となります。
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