寒くなってきましたね。お住まいは四六時中、過酷な環境にさらされています。これからの季節、寒さは特に厳しいものとなるでしょう。冬に気をつけねばならないのが外壁のクラックの凍結被害です。
●水は異常液体と呼ばれる特異な物質 晩秋のこの時期、今はまだ夜露ですが、12月も下旬となれば霜が降り、氷が張るようになります。どんな物体でもそうなのですが、固体・液体・気体と変化するときに体積変化を起こします。通常、体積は固体・液体・気体と大きくなっていくのですが、水は固体の方が液体よりも体積が大きいという特徴を持っています。このような液体は異常液体と呼ばれ、物質の中でも水・ケイ素・ゲルマニウム・ガリウム・ビスマスと5つしかありません。
●凍ると大きくなるから隙間を拡げる 内部に貫通してないような外壁の小さなクラック(ひび割れ)に水が染み込んだ場合、そのまま乾燥してしまえばとくに問題はないのですが、凍ってしまうと厄介です。前述のように体積が大きくなるのでクラックを拡げます。拡がったクラックはより多くの水が染み込みやすくなりりますので、それが凍ってしまうとさらに隙間は拡がります。これが幾度となく繰り返されると外壁はボロボロになっていきます。これが凍結被害です。 クラックは大きくなればなるほど、水が染み込みやすくなり、やがては内部まで貫通し、雨漏りへと繋がります。こうなる前に補修しなければなりません。人間は衣服を変えたり、部屋に厚手の絨毯を引いて防寒対策をしたりと、冬に備えて準備します。これと同じようにお住まいの外装にも冬支度が必要なのです。
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