ビルやマンションの屋上にあるFRP貯水槽、汚れていませんか。貯水槽は多くの場合、住人や借りている方の目に入らない場所にあるので、オーナーの方も汚れているかどうか分からないことも多いと思います。飲料用水が入っているだけに外側が汚れている汚れていると中も汚れているのではないかと不安になりますよね。これからそこを借りたり、購入しようとしている方に良い印象は与えません。
FRP貯水槽も外側には塗料が塗布されていますから、紫外線などでその塗膜は年々劣化していきます。劣化していくとガラス繊維が露出してきますし、このガラス繊維には雨水が染み込みやすいのです。FRPの弱点はガラス繊維への水分の染み込みであり、そこから剥離が始まり、使い物にならなくなります。その前に塗装でメンテナンスしてあげることが理想です。 また、水道水の中にも微量に藻類が含まれていると言われています。FRP貯水槽の塗膜が劣化しますと、タンクの内部まで日光が透過していくので内部で藻の繁殖がはじまる可能性があるのです。飲用水用の貯水槽は1年に1回以上の清掃が義務付けられていますし、死水域を作らない構造になっていますから、藻が繁殖することはまずないのですが、そうしたリスクはできる限り避けたいものです。塗装することによって日光を遮断できますので、藻の繁殖する可能性はかなり低くなります。
FRP貯水槽向きの塗料は各社から出ています。日本ペイントのラインナップだと下塗り用のプライマーがハイポンファインプライマーⅡ、中塗り・上塗り用がファインシリコンフレッシュになります。ファインシリコンフレッシュは一般的なお住まいの外壁塗装にも使われる低汚染塗料です。 外壁塗装で建物を綺麗にしてもFRP貯水槽など生活に欠かせない部分が汚れていたら大きなマイナスです。外装はトータルでの清潔を心掛けたいものです。
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