厚木市の外壁塗装の現場です。ベランダからの漏水が考えられますので、塗装よりも先にベランダ防水の補修に当たります。
施工前の写真では平場に大きなひび割れが入っていて漏水を起こしても仕方がない状態でした。立上りには大きな問題はありませんが平場との取り合いが傷んでいるように感じます。材質が違うだけで傷みやすくなったり、隙間が生じやすくなってしまいますので隅は特に念入りに施工していきます。
まずは下地とウレタン樹脂を密着させるためにプライマーを塗布し、樹脂モルタルで凹凸を埋め、表面を滑らかに仕上げていきます。更にひび割れ等劣化しやすい箇所にはコーキング等で下地の補強に当たります。見栄えとしては大変悪いのですがそれ程下地の劣化が酷かったという事です。
下地が乾燥次第、ようやくウレタン樹脂を塗っていきます。立上り・平場の順にしっかり繰り返し塗って厚みを持たせることが大変重要になってきます。一度ウレタン塗膜防水をすることで5年ごとにトップコート施工で耐久性はもちますしシート防水と比べつなぎ目のない防水層を作るので仕上がりは見違えるほど綺麗になります。防水はFRP防水・コンクリート・塩ビシート等下地によって施工方法は全く変わってきますので、一度見させていただき、本当に防水施工が必要か、トップコート施工で充分かとしっかり適切な工事をご提案させて頂きます！
記事内に記載されている金額は2021年05月27日時点での費用となります。
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