横浜市港南区のお客様より外壁塗装のご依頼をいただきましたので、本日は工事の下地処理についてご紹介したいと思います。外壁塗装を行う上で、下地の処理はとても重要です。塗装は外壁を紫外線や水分など、劣化の原因になるものから保護する役目があります。ですが、塗料には耐用年数があり、年数が経つと保護機能はどんどん低下してしまいます。ですので、できるだけ塗装は長持ちさせたいところですが、下地処理を怠るとその寿命は著しく低下します。
怖いのが、下地処理をしっかり行なったかどうかは塗りあがった状態では判断が難しいため、下地処理の手抜きをされてもわからないといった事にも繋がります。手抜きの下地処理の塗装は数年で剥がれてきたりと、明らかに早い時期に変化が現れます。そうなってからでは遅いので、外壁塗装を行う業者選びは慎重に行うようにしましょう。
それでは下地処理はどのような事を行うのでしょうか?
まずは高圧洗浄です(左写真)。約15Mpaの高圧ジェットで塗装する面を洗い流します。高圧洗浄をしないで塗装をすると、その上に塗料が乗るので下地と塗料が密着しません。そのため、簡単に剥がれてしまったりするのです。
右写真は目地のコーキングを打ち増しです。コーキングも年数が経つと硬化して、ひび割れを起こします。そこから水分が入り込めば雨漏りにもなりますので、塗装前に補修しておきます。打ち増しは既存のコーキングの上から充填する方法で、コーキングの劣化が進んでいる場合は打ち直しといって古いコーキングを除去して新しいコーキングに交換する作業を行います。
高圧洗浄で汚れは落とせませすが、古い塗膜やサビなどは落としきらない場合があります。ですので、そのような箇所はへらやサンドペーパーなどを使って剥がしておきます。また、木部の塗装をする前に下地をサンドペーパーなどで荒らしておくと塗料と下地の密着性が高くなります。
下地処理が終わるとようやく塗装の工程に入ります。このように下地処理は様々な工程がありますが、目的は美しく長持ちさせる塗膜を作るためです。もちろん塗装の工程に入ってからも正しい手順で行う事は大事ですが、下地処理はその土台になる工程です。外壁塗装センターではお住まいの状態によってどのような工事が必要か事前に点検を行なって判断します。また、下地処理の方法も傷み具合によっても変わりますので、そのあたりの判断もお任せください。
記事内に記載されている金額は2021年05月25日時点での費用となります。
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