江戸川区で行った外壁調査の様子をご紹介します。今回は外壁の塗り替えをご依頼いただきましたが、外壁塗装を行うにあたり、外壁の状態を確認する必要があります。理由として、
・外壁にマッチした塗料の選定
・下地の状態によって下地処理が異なる
・不具合箇所などを洗い出し、必要な工事を決める
などの理由があります。
まずは外観を見ていきます。全体的にぱっと見たところ、メンテナンスは10数年以上前に行ったという話ですが、すでに表面の塗膜が劣化してチョーキングなどが発生していました。また、塗膜の劣化によって撥水効果がなくなり、汚れが付着しやすい状態にもなっています(右写真)。
外壁はモルタル造りで、あちこちにクラックが見られました。クラックは、軽微なクラックの場合、ヘアクラックと呼ばれ、上から塗装をすれば問題ないものもありますが、構造クラックといって大きく根が深い場合は塗装では賄えません。もちろん、塗装をそのまますることはできますが、時間が経てばクラックが広がりますので問題解決にはなりません。何より、クラックによって建物の耐久力が低下しているため、正しい施工でクラックを補修する必要があります。
まずはクラックの周辺をサンダーなどでVカットします(左写真)。これによりクラックが広がるのを防ぎます。そこにプライマーを塗布して、モルタルを再施工します(右写真)。現状では外壁の色と補修箇所がマッチしていませんが、この上から塗装をすれば綺麗な状態に戻すことができます。
外壁にはさまざまな種類があり、種類によっても塗装などのメンテナンスは変わります。また、状態によっても使用する塗料やその量などにも違いがありますので、外装リフォームを成功させるためにも、しっかりと事前調査をしてくれる業者にお願いするようにしましょう。
街の外壁塗装やさんで事前点検は無料ですので、気になる方はお気軽にご連絡ください。
記事内に記載されている金額は2017年09月11日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
外壁塗装、
屋根塗装、
外壁・屋根塗装、
ベランダ防水の料金プランはそれぞれのリンクからご確認いただけます。