本日は千葉市花見川区にお住いのお客様宅の屋根外壁塗装前のご点検にお伺いしてきた様子をお伝えしてみたいと思います。
築14、5年経過ということで、そろそろ塗装のメンテナンスを・・とお考えのようだったようです。
早速お家の状態を見てみましょう!
屋根の状態は?


まずは屋根からです。
部分的に苔が発生しており、棟板金の釘浮きも何ヵ所か目につきました。
苔の発生は、美観を損なうだけではなく水分を多く含んでいますので、屋根材自体の劣化の速度が増します。
苔のある部分に高圧洗浄をかけますと、高確率で色の変色がみられます。
変色が始まっている=防水機能が低下しているというケースが多く、屋根にとって良い事は一つもありません。
屋根塗装が出来ないくらい劣化が進んでいる場合は屋根カバー、または葺き替え工事が必要になってしまいます。
経年での変色はある意味仕方がないことです。ですが、苔の繁殖を早めに食い止めてあげることで、塗膜が長持ちするということを覚えておきましょう。
①外壁の状態を見てみましょう!(チョーキング現象)


外壁の状態です。
外壁塗装のサインでは代表的な症状のチョーキング現象が出ています。
◆チョーキング現象とは??
経年劣化により塗膜内の樹脂の結合力が低下をし、白色顔料が塗膜の表面から粉の様に出る状態のことを指します。手にチョークの粉がついたような状態になるので、誰にでも確認することのできる外壁塗装のサインになります。
②外壁の状態を見てみましょう!(苔の発生)


③外壁の状態を見てみましょう!(経年による汚れ 雨染み 雨垂れ)


続いてベランダ部分を見てみます。
気になった部分は鉄部の腐食による雨垂れと、経年劣化による汚れでしょうか。
お家には様々な箇所に鉄が使用されております。
通常鉄は塗膜に覆われ保護されています。ですが塗膜が劣化をすると、水分(雨水)が入り込める状態になり、結果的に腐食をしていき、錆となります。
降雨によって繰り返し錆が流れつづけると、オレンジっぽい筋状の跡がついてしまいます。
長い年月をかけて付着した埃や汚れも同様、黒っぽい筋状の跡が残ります。
汚れが気になる場合、セルフクリーニング機能のある塗料や低汚染塗料がお勧めです。
人も物も物体は全て時間の経過と共に劣化をしていきます。
これはどうあがいても避けられることではないのです。気づいたときに必要なお手入れをすることにより、再びお家も元気に蘇ります。
身体と同様、屋根も外壁も定期的なメンテナンスを忘れずに!
街の外壁塗装やさんでは、お家の状態を丁寧に拝見させて頂き、必要な工事のご提案をしてまいります。
築10年を経過している場合、安心を得るためにもまずはお家の点検をするようにしましょう。
記事内に記載されている金額は2017年10月02日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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