ほとんどのお家に設置してある雨樋。
以前、お家の点検を行った際に「雨樋も塗装は必要なのか」というご質問を頂いたことがあります。
まず、雨樋は何のためにあるのか皆様ご存じでしょうか?
雨樋という部分はあまり目立つ場所ではなく地味なイメージがありますが、以外にも重要性はとても高いのです。
屋根に降った雨水を軒先で受け、地上や下水に流す役割のある雨樋。屋根から落ちてくる雨水が直接お家にかかることを避けたり、雨水の浸入を防ぐことによりお家の腐食や外壁の汚れを避けたりすることが出来ます。
本日は、雨樋の塗装や補修方法の種類をご紹介したいと思います。

雨樋塗装は必要?不必要?
雨樋は日光や風に1年中当たり続けている中で、さらに雨が降れば大量の雨水が流れてくる部分ですので、基本的には塩化ビニール樹脂などの強固な素材で作られています。
しかし、いくら強固に作られていてもいつかは雨樋も劣化をしてしまいます。雨樋の劣化には、変形や穴、コケ、または雨樋が外れてしまったりなどがあります。
劣化してしまった雨樋は塗装で解決が出来るのかというと、解決はできません。変形や穴があいてしまった場合には、雨樋の交換が必要になります。
雨樋塗装を行うのであればそれは美観を維持する他、樹脂製であれば紫外線による硬化を防ぐ、金属製であれば錆を防ぐために行われます。


劣化してしまった雨樋の補修方法の種類
補修方法には、交換、部分交換、DIYなどがあります。
雨樋を全部交換する必要はないという場合には部分交換をすることも可能です。雨樋の一部分のみが折れてしまった場合などには折れた部分だけをはずし、同じ太さや素材のものをはめて繋ぐことで補修することが可能です。
また、最近ではお家のリフォームまでDIYで行おうとする方もいるほど、DIYが流行しています。そこで、お家の雨樋も自分で行えるのではないかと自分自身でお家の雨樋を修理しようと考えている方も中にはいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、雨樋のDIYでの補修はとても危険であり、DIYでの雨樋の交換、塗装はどれをとっても命に関わる危険性があります。安全確保のための足場代を設置するというのも、さらにお金がかかってしまう話ですので、DIYでも雨樋補修はお勧めではありません。
ちなみに、汚れや色が剥げてしまったという理由で雨樋の塗装を行う場合には、ケレンなどでのしっかしとした下地処理や雨樋の素材に合わせた塗料を使用することがとても大切になります。塗装する場所が雨樋だからといって下地処理が不必要であったり、どんな塗料でも大丈夫という事はありませんので注意しましょう。
記事内に記載されている金額は2017年11月20日時点での費用となります。
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