今日は、時間帯によって見える外壁の色について書いてみたいと思います。
外壁塗装の前にカラーシミュレーションを作り、お客様にご覧いただくことがございます。それは完成後のおおよそのイメージを掴んでいただくためであります。
色サンプルの中から選んだ色を塗装したはずなのに、実際の仕上がりはイメージしていた色と違った・・という状況にならないようにするため、様々な処置を施しながらカラーシミュレーションを作成しております。
例えば、カラーシミュレーションを作成する際の元になる画像の撮影時間帯も大きく影響してまいります。
・太陽光をサンサンと浴びているお家の写真
・夕刻の時間帯に撮影した写真
・陽が当たっていない日陰の状態の写真
上記のような写真は極力使用しないようにしておりますが、立地条件などによっては、使用せざるをえないケースも出てまいります。
そのような場合は、家の見え方(屋根や外壁の色)が異なるので注意が必要です。
下記画像は弊社にて外壁塗装をしたお客様宅になります。
曇り空の時に撮影した完工写真と、日を変えて夕刻の時間帯に撮影したものになります。皆様の目にはどのように映りますか?
撮影時間帯によって外壁の色の見え方が違うのです。
曇り空での撮影 ナノコンポジットW(NC-01)

夕刻の時間帯での撮影 ナノコンポジットW(NC-01)

上記のお客様の外壁の色はホワイトになります。
曇り空の時はグレーがかって見えますし、夕刻の時はオレンジがかって見えます。
下記は正しく見えるナノコンポジットW(NC-01)のホワイトの外壁になります。
サンプル通りに正しく見えるホワイトの外壁

夕刻の撮影。サンプルと施工画像で見比べてみましょう!
赤枠 ND-250 青枠 ND-281

赤枠 ND-250 青枠 ND-281

今度は色サンプル画像と夕刻に撮影した外壁塗装のアップの写真です。
青枠で囲ったND281はイエローオレンジのような色になります。色サンプルと大きく変わることはございませんが赤枠で囲った色のND-250は何色に見えますか?オレンジ色っぽく見えませんか?本来はイエロー・レモン色のような発色なのです。
下記画像が正しく見える色になります。
サンプル通りに正しく見えるイエローツートンの外壁

外壁塗装を検討中のお客様の中には「この画像のような外壁の色にしたいので」と、ご自分で撮影してきた画像をご提示してくださるお客様がいらっしゃいますが、撮影時間帯にはくれぐれもお気を付けくださいませ。(夕刻の撮影などは避けてくださいね。)
時間帯と天候によって左右される外壁の色の見え方。
本来の外壁の色が映える快晴の日の正午の撮影がベストなのかもしれません。
記事内に記載されている金額は2017年11月28日時点での費用となります。
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