今日は長生郡長生村へ屋根外壁塗装前のご点検へお伺いしてまいりましたので、その様子をお伝えいたします。現在、建物に居住者はおらず、空き家のご点検でした。
所有している物件が遠方にある場合、立ち会いをすることも困難だろうと思います。所有者様のご了解をいただければ立ち会いがなくても外装の点検はできますので、お問い合わせの際にその旨お伝え頂ければと思います。
さてお家の状態はどうなっているでしょうか?
屋根の状態は?





屋根に上ると全体的に素地が見えている状態でもはや塗膜の効果はございません。屋根材と屋根材の間には苔や藻が発生しております。また、よく見ると釘が落ちていることがおわかりかと思います。この釘は棟板金から抜けてしまった釘のようです。
棟板金内部の貫板と呼ばれる木材も経年により劣化をしてまいります。そうなると、いくら釘を打ち直してもすぐに抜けてしまいます。板金を押さえていた釘自体がない状態ですので、強風の影響で簡単に飛ばされてしまう可能性も。
屋根の塗装、棟板金のメンテナンスは必須の状態を言えます。
外壁の状態は?





続いて外壁の状態です。外壁塗装のサインが出ていることは一目瞭然です。苔・藻・カビが外壁一面に広がっています。外壁が赤くなっている箇所は赤カビです。
カビの繁殖には栄養分が必要です。雨水の中に含まれる成分やホコリなどを栄養源にして増殖していきます。一方、光合成ができる藻は、光が当たり水分があれば栄養源の乏しい場所でも繁殖します。
お家の内部にまで影響を及ぼすわけではございませんが、やはり美観を損ないますし、外壁材にとっても良いことは一つもないのです。
また外壁材の面と面の間にある隙間(目地と言います)にはコーキング(シーリング)剤が打ち込んであります。やはりサイディングと同様に経年劣化をしていくことは避けられません。ひび割れ、やせ細り隙間が生まれてきます。放っておくと雨漏りに繋がることもございますので、外壁塗装と一緒に打ち替えが必要になります。
まずは高圧洗浄をして綺麗に汚れや苔・藻・カビを洗い流し、下地を整えます。状況を見る限り、防カビ効果の高い塗料での塗装をご提案したいと思っております。
人の住んでいない建物は劣化が早いと言います。遠方にお住いでなかなか見に行けずお困りの場合など、お気軽に街の外壁塗装やさんまでご連絡くださいませ。お留守のお宅でもご了承をいただきましてからご点検できます。
記事内に記載されている金額は2018年04月13日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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