初めての外壁塗装のご相談をいただき、港区南麻布へ伺い点検を行いました。築15年の2階建て住宅で外壁のメンテナンスをこれまで一度もされたことがないとのことです。外壁の塗り替えは、新築から10年経ったら検討されるのをおすすめいたします。環境や立地の条件により違いはありますが、外壁材は徐々に劣化していきます。はじめは雨水をよくはじいていた外壁もだんだんと乾きにくくなり、吸水と乾燥を繰り返すうちに素材が弱くなって割れたり変形したりといったことが起こってしまうのです。外壁塗装は、表面に新たな塗膜を作ることで撥水性を回復させ外壁材を保護します。
まずお客様が気になっているのは、外壁がやや浮いている箇所です。放っておけばここから雨風が入り込んで外壁の内部まで傷めたり、外壁ボードを貼り変えなければいけないほどダメージが拡がってしまいますが、幸いにもまだ小規模なので、ビスを打ち直すことで補修致します。
地面から生えてきた蔦が壁沿いに伸びてしまったらしく、植物は撤去したとのことですがずっとこびりついているとのこと。こういった植物や苔などは根を張り外壁を傷めます。汚れなどと共に高圧洗浄で綺麗にします。
窓のサッシ周りや、庇周りなどに充填されているシーリングも経年と共に傷んで剥がれてきます。差し掛け屋根は意外と雨漏りの原因になりやすい箇所で、まわりの隙間から雨が染み込んでしまう恐れがあります。外壁の塗り替え時にはシーリング補修も同時に行う事をおすすめしています。
レンガを模したようなタイル調の外壁なので、クリア塗料での塗装をご案内いたしました。大きなひび割れ補修などがあるときには目立ってしまいますが、今回のように小さな補修箇所だけの際には塗りつぶさず、現在のデザインを活かすことができます。補修箇所が増えればその分費用もかさむケースが多いので、外壁の塗り替えはお早めにご相談ください。
記事内に記載されている金額は2021年07月16日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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