大田区上池台にて行なった屋根点検の様子をお届けします。
外壁の汚れから塗装をご検討とのことでお問合せをいただきましたが、お客様のご希望で併せて屋根についても調査をさせていただきました。
トタンの瓦棒屋根です。棟から軒まで一枚の金属板で構成されているため雨が流れやすく、写真のように勾配(傾斜角度)が緩い屋根に向いています。しかし長年お手入れをされてこなかったということで錆が出はじめているようです。
雨が流れやすい瓦棒屋根といっても月日とともに板金がゆがんでくることもあるでしょう。それにより雨が溜まりやすくなることがありますし、表面に施された塗装が傷んでざらついてくれば雨の流れも滞ります。特に日陰になった部分で錆や苔の発生が目立つようです。現在は雨漏りなど大きな問題は起こっていないそうですが、金属ですから錆を放っておけばやがて穴が開いてしまうかもしれません。塗り替えによって新しい塗膜で保護するとともに表面をつるつるにすることでまた雨が流れやすくもなります。塗装の前には可能な限り錆を削り取り、錆止め効果のある下塗り材を使いますから、今後の錆の拡がりも抑えられます。
瓦棒屋根の凸状の部分には芯木が入っていますから、吸水して腐ってしまわないよう、釘の緩み、継ぎ目の浮きなども細かくチェックし、水が浸入しそうな部分があればシーリング等で補修します。
屋根の周りを囲っている小さな塀はパラペットと呼びますが、その上にかぶせてある
笠木も
塗装が剥げて色あせてきているのが分かります。外壁塗装、屋根塗装と一緒にこうした付帯部もしっかりと塗り替えをさせていただきます。写真に写っている外壁にもかなりの汚れが見えますが、高圧洗浄後に塗装しなおすことで新築のように見違えるはずです。お客様には、普段なかなか見ることのできない屋根の様子もお伝えし、お見積もりをお出しいたしました。
記事内に記載されている金額は2022年09月26日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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