2階天井を見上げると確かに天窓にヒビが入っているのがしっかり確認できます。
いつからヒビが入っていたのか覚えていないそうですが雨漏り症状に気付いたのは今回が初めてで、慌ててご連絡をくださいました。
天窓は採光のために取り付けたそうで、撤去はしたくないので補修か交換になると思うが費用は抑えたいとお客様からご相談いただきました。
ガラス部分の劣化が原因で雨漏りをしている場合、ガラスのみを交換すれば費用も比較的安く済むのでそれが一番良い方法でしょう。
ここで重要なことは、雨漏りの原因が天窓のガラスのひびだけなのか、という点にあります。それを見極める為にも、しっかり点検・調査を進めていきます。
天窓のメンテナンスについて
天窓はアクリルドームで覆われていて、天窓の内側には耐火性や飛散防止性能が高い網入りガラスが使用されています。
今回使用されていたアクリルドームは既に廃盤となっており、現在は代替品としてポリカーボネートや強化ガラスが等が使用されていますね。
また、こちらの天窓本体は既に生産メーカーが存在しておらず、ガラスを含めた部分交換ができない天窓となっています。
※現在では日本ベルックスとリクシルの2社メーカーのみ
天窓の寿命は25年～30年と言われていますが、それだけの耐用年数を保つには10年に一度のメンテナンスが必須ともいえます。
今回はメーカーが既に存在していないので同じ型のガラスが用意できないこと、天窓を撤去したくないお客様のご要望を踏まえ天窓の取り換え工事をご提案いたしました。
バルコニーに設置されているので足場の設置が必要なく、工事日数も一日で済みます。
天窓の種類も固定式天窓であれば本体価格もお安くなる旨をご提案、お客様とじっくり打ち合わせを行いました。
→足場の設置にはどれくらいの費用がかかるの？
天窓から雨漏りが始まってしまった場合は早急に原因を特定し、部分修理か交換が必要となります。
「我が家にも天窓がついているけど点検をしてもらったことがない」という方は、特に劣化症状が見られなくても定期的に点検してもらってくださいね。
街の外壁塗装やさんでは、お住まいの点検や調査、工事が必要な場合のお見積り作成を無料で承っていますので、まずは原因を特定したい時だけでもご活用くださいね！
記事内に記載されている金額は2023年02月20日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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