千代田区麹町にお住まいのお客様より「ベランダ手摺の塗装が剥がれてしまい鉄部に錆が発生しているのでメンテナンスを検討している。調査、お見積りをお願いしたい」とお問い合わせをいただき調査に伺いました。
現地調査の様子になります。こちらの建物は軽量鉄骨で造られている4階建ての建物になります。屋上が陸屋根となっており落下防止の為に、陸屋根の周囲には鉄製の手摺が設置されております。
鉄部の塗装を調査すると塗装にはチョーキングといった塗装の劣化症状が発生しておりました。チョーキングとは、紫外線等により塗装が劣化すると塗料の成分が粉状に分離してしまう症状になります。チョーキングの発生は塗装の寿命ともいわれておりますので、この様な症状が出ている場合にはメンテナンスのサインとなります。
塗装が劣化し剥がれてしまっている箇所では、鉄部に錆の発生が確認できました。錆の発生は鉄の腐食を進行させてしまいますので早めのメンテナンスが推奨されます。
手摺と壁の取り合い部分には、シーリングにより防水処理が施されておりましたが経年劣化によりシーリングの柔軟性が失われ追従性が低下していることから接着面の剥がれやシーリング表面のひび割れが見られます。シーリングの剥離やひび割れは、雨水の浸入口となってしまい建物を傷めてしまう原因となります。
また、手摺には木材が取り付けられており開口部からの落下を防いでおります。しかし、木材が水分を吸収してしまい部分的に腐食が進行しておりました。木材も水分を吸ってしまう素材なので適切な処理を怠ってしまうと水分を吸収してしまい、腐食の原因となってしまいます。
上記の症状より、鉄部塗装工事のご提案を行いました。木材は劣化が進行していることから撤去あるいは交換にてご相談させていただきます。鉄部塗装工事の費用は、塗装の面積や施工状況により金額が異なりますので詳しくは「街の外壁塗装やさん」へお問い合わせ下さい。
記事内に記載されている金額は2023年07月03日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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