下屋の状態を見ていくと、ご覧の通り苔がほぼ全面に発生している状態でした。
特に北側は多く見られ、調査時に滑らないよう最新の注意が必要となりました。
日当たりの悪い北側は屋根に湿気が残りやすく、苔の発生しやすい環境と言えます。
また、過去に塗装をしているといっても塗料が劣化して撥水効果もなくなっているため、雨が降った後に長期間水分が滞留しているようです。
スレートの重なり部分は苔だけでなく藻も生えています。
苔や藻が生えると、その部分は余計に長い時間水分にさらされることとなり、それだけ劣化を進めることにもなります。
また、一度発生すると根を張り、ブラシでこそぎ落としても根が残っていると再発しやすかったります。
屋根塗装を以前行ったときに縁切りがされていないようで、スレートとスレートが塗料で密着していました。
そのため、内部に水分が溜まって、それにより矢印部分が変色しています。
実際にスクレイバーを差し込むと内部から雨水が出てきますが、本来屋根塗装をする上で縁切りをしておかなければなりません。
今回のように内部に雨水を溜め込むことや、逆に毛細管現象で水分を吸い上げ雨漏りさせてしまうケースもあります。
軒先部分のスレートの一部に剥離が見られました。
これは塗膜が劣化したことで水分や紫外線、乾燥の繰り返しによって起こります。
今回調査から、屋根に塗装が必要と判断し外壁塗装と屋根塗装をこの度ご提案させていただきました。
街の外壁塗装やさんでは、外壁塗装と屋根塗装のセットプランでお得に工事が可能ですので、お気軽にご相談ください。
記事内に記載されている金額は2024年02月15日時点での費用となります。
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