屋根に使われているのはスレートという屋根材です。
スレートは屋根材として使用される素材で、天然スレートと合成スレートの2種類があります。
天然スレートは天然の粘板岩を加工したもので、価格が高く一般的な住宅ではあまり使用されません。
合成スレートは人工的に作られた素材で、耐久性や軽さなどのメリットがあります。
スレートの点検やメンテナンスを行う際には、施工業者のライセンスや保険の有無、過去の実績や評判、見積もりや契約条件などを注意して選ぶことが重要です。
ちなみに点検ではスレートに苔の発生がみられましたので、以前のメンテナンスからだいぶ時間が経過していることが伺えます。
棟板金にはアンテナからのサビ汚れがみられました。
もしこれが棟板金自体のビスの増し打ちやサビてしまっている場合には、塗装や棟板金交換工事が必要になります。
ビスを打ちこんでも固定されない場合には、貫板が腐食している可能性があるので、貫板も含めた交換工事が必要です。
アンテナを支えるガイド用のワイヤー固定付近のスレートが割れていました。
原因ははっきりわかりませんが、スレートがアンテナ線により割れてしまった理由は、お住まいのメンテナンスで塗装工事やアンテナ工事等をした際に屋根に上った職人さんや電気屋さんが歩いたことによって割れてしまった可能性が考えられます。
スレートは外部からの衝撃や圧力に弱いため、慎重な取り扱いが必要です。
スレートの反りが見つかりました。スレートの反りの原因は、スレートが水分を吸収し、乾燥と収縮を繰り返すことによって変形することです。
反りはスレートの劣化の一つであり、定期的な屋根塗装によって防ぐことができます。
ご覧の通り新築で建ててから一度も塗装はしていないようなので、このタイミングで塗装をしておけばまだまだ屋根を長持ちさせることができます。
今回の調査からスレートの割れの補修と棟板金のメンテナンス、屋根塗装の必要性についてお話させていただきました。
街の外壁塗装やさんでは屋根塗装は平米あたり2640円からです。お気軽にご相談ください。
記事内に記載されている金額は2024年02月22日時点での費用となります。
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