品川区旗の台で「家の白い外壁の汚れが気になっている。塗装をした方がいいのか点検してほしい」とご相談を頂き、点検へとお伺いしました(^_^)/
こちらはジョリパットと呼ばれ、モルタルの上から塗って外壁を仕上げていく外壁用意匠性塗材の外壁材です。
粘性があり、水を使用しながら練って仕上げていく方法で、同じものが存在しないデザインに仕上がること、そして職人の腕に大きく左右される外壁とも言えますね。
→ジョリパットについてもっと詳しく!
外壁の汚れ、チョーキング現象は塗装のサイン
ジョリパット外壁の劣化症状で気をつけるべきポイントは5つです。
- ・色褪せや汚れ
- ・カビや苔がこびりついている
- ・手入れをしても汚れが落ちない
- ・撥水性が失われている
- ・クラック
このような症状は、ジョリパット外壁のメンテナンスが必要なサインです。
ジョリパットは他の外壁と違い、パターン(今回のお住まいは校倉と呼ばれる模様)で描いている為、劣化をそのまま放置すると周りの外壁と違和感なく補修するのがとても難しく、高い技術力が職人に求められるのです(>_<)
費用が高くなってしまう可能性は充分にあります。これらの症状を見つけたらすぐに点検・補修を行ってくださいね!
苔やカビは外壁の撥水性が失われているサイン
ジョリパット外壁の屋根に近い高い場所に緑色の汚れが広範囲に確認できますね。これは苔です。
苔は水気の多い場所に発生するので、湿気がこもっている場所や地面の土と近い下の方に苔が生えることが多いのですが、そのような環境下の場所での発生ではないため、ジョリパット外壁の撥水性(防水機能)が失われていることがわかります(T_T)
劣化を放っておくと、パターンが剥がれ落ちたり、大きな亀裂が入ったりと症状が悪化して補修内容や費用が大きくなってしまうので、早めに対処してしまいましょう!
ひび割れを放置すると内部に雨水が浸入する恐れ
ヘアクラックが発生している場所もありますね。
深いクラックではないため、コーキングによる補修で対処できます(^_^)/
外壁全体を洗浄し、外壁塗装による補修工事をお客様へご提案させていただきました!
ジョリパットの洗浄で気をつけなければいけないのが、水圧です。ジョリパットは繊細なパターンが描かれた外壁ですから、強すぎると剥がれ落ちてしまいますし、弱すぎても苔を落とすことができません。
また、外壁塗装の際は透湿性の低い塗料を使うのはNG!というのも、ジョリパットは他の外壁材に比べて吸水性が高いのです。微弾性塗料や弾性塗料を使用してはいけないことを覚えておくと良いでしょう。
このように、ジョリパット外壁は施工もメンテナンスも業者選びが非常に重要です(゜.゜)
品川区旗の台でジョリパット外壁の点検やメンテナンスをご検討されている方は、業者を選ぶ際に必ずその業者の施工実績を確認し、ジョリパット外壁の施工経験が豊富な業者に依頼するようにしてくださいね!
記事内に記載されている金額は2024年06月04日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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