ニチハのパミールは塗装ができません。屋根塗装のために見積もりをお願いしても、業者から塗装ができないと断られる場合には「パミールだから」との理由が考えられます。 もしパミールであった場合、塗装以外のメンテナンスを考える必要があるのでしょうか?そもそも塗装ができない理由とは?そんな疑問にお答えいたします!
パミールに塗装ができない理由
ニチハのパミールとは、広く普及しているスレート屋根の一種に当たります。スレートは通常であれば定期的な塗装メンテナンスによって表面に塗膜を形成し、雨水や紫外線が屋根材に影響を及ぼしにくいよう保護しています。
ですが、同じスレートの中でもパミールのように塗装をしてはいけない種類が存在しています。
パミールに塗装ができない理由は、大きく2つの問題点が挙げられます。
まず一つ目は、層間剥離を起こしてしまうという点です。パミール屋根材はまだ成分からアスベストを抜いても屋根材としての耐久性を維持できる技術が確立していない時期に製造されていました。
そのため塗膜で保護をしてもしなくても関係なく傷んでしまい、ミルフィーユ状のような剥がれ方をしてしまうのです。
ですが、同じスレートの中でもパミールのように塗装をしてはいけない種類が存在しています。
パミールに塗装ができない理由は、大きく2つの問題点が挙げられます。
まず一つ目は、層間剥離を起こしてしまうという点です。パミール屋根材はまだ成分からアスベストを抜いても屋根材としての耐久性を維持できる技術が確立していない時期に製造されていました。
そのため塗膜で保護をしてもしなくても関係なく傷んでしまい、ミルフィーユ状のような剥がれ方をしてしまうのです。
パミール以外にも、セキスイのかわらUやクボタのアーバニー・コロニアルNEO、松下電工のレサス・シルバスなど、他の屋根材メーカーから販売されていた屋根材も塗装ができない問題を抱えていることがあります。
以上が、パミールに塗装ができない理由についての解説です。パミールを使用されている方は、塗装によるメンテナンスは行わず、層間剥離や腐食のリスクに注意しながら適切なメンテナンス方法を選択してください。
塗装が不可なパミール屋根のメンテナンスとは?
パミールの場合、製造時期より10年以上は確実に経過しているため、メーカーでの対応や補償は望めません。そのため、塗装を行えないパミールのメンテナンスを考える際には、屋根葺き替えかカバー工法のどちらかを選択する必要があります。
屋根葺き替えは、既存の屋根材を完全に取り除き、新しい屋根材を施工するため、比較的高い費用がかかります。しかし、新しい屋根材を使用することで、耐久性や防水性が向上し、長期的なメンテナンスの必要性を軽減することができます。
一方、カバー工法は、既存の屋根材を取り除かずに、上から新しい屋根材を被せる方法です。この方法は、比較的短期間で施工が可能であり、費用も屋根葺き替えに比べて抑えられます。ただし、既存の屋根材や野地板等の状態によっては、屋根葺き替え工事をお勧めすることがあります。
経験豊富な塗装業者であれば、パミールの状態を見極めることができます。私たち街の外壁塗装やさんでは施工実績が20,000棟を超えるため、パミールに関するトラブルや不安などにも対応可能です!お客様のご相談にも丁寧に対応し、最適なメンテナンス方法をご提案させていただきます。
屋根葺き替え工事の参考費用としては、約150万~200万円となっております。
記事内に記載されている金額は2023年08月17日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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