そうしたことから、昨今では窯業系サイディングとALCパネルを一目で見分けることは難しくなってきていると言えますが、景観は似ているもののALC外壁と窯業系サイディングの特性・メリット・デメリットは大きく違います!
このページでは、窯業系サイディングとALC外壁のそれぞれの特徴・メリット・デメリットと併せて、塗装メンテナンスの重要性について詳しくご紹介いたします(#^^#)
ALC外壁と窯業系サイディングの違いとは?
前述の通り、住宅の外壁に使われる「ALC外壁」と「窯業系サイディング」は、景観は似通っているもののそれぞれ異なる特徴を持つため選び方には注意が必要です!
外壁材の選び方によってはメンテナンスの頻度やコストにも影響を及ぼします。
以下にそれぞれの外壁の特徴・メリット・デメリットをご紹介いたしますので、施工後に後悔をしないためにも是非ご覧ください(^^)/
ALC外壁の特徴
軽量で地震に強いという特徴があり、耐火性にも優れています。
このため、ALC外壁は高層ビルや多く公共施設に使用されることが多いとされています(#^^#)
また、内部の気泡が「空気の層」をつくる事からALC外壁は遮音性・断熱性にも優れており、外部の騒音や熱伝導をしっかりと抑えてくれる効果も備えています!
一方、吸水性の高いコンクリートを主原料としている上に表面が多孔質である事から、定期的に塗装を行い塗膜を維持しないと雨漏りの発生リスクが高まります。
また、優れた機能を備えるALC外壁は、他の外壁材と比較して導入コストが大きくなる事にも注意が必要です!
窯業系サイディングの特徴
窯業系サイディングは、セメントと繊維を主成分としたパネル状の外壁材で、前述の通り日本国内の住宅において最も採用されています!
人気の理由は、やはりデザインや色のバリエーションが豊富にあることです。
レンガ調や木目調のデザインも存在する為、ご自身のお好みのテイスト・個性を住宅に反映する事が出来ます(^^)/
また、ALC外壁と同じく防火性能にも優れ、耐久性を備えつつ比較的安価で施工出来る事も大きな魅力です(#^^#)
一方、窯業系サイディングは蓄熱をしやすい特徴を持っています。
夏の暑い日などは外壁材の熱がお住まい内部に伝達してしまう事により、過度な温度上昇を招く可能性があります。
また、窯業系サイディングはALC外壁同様に防水性が備えられていません!
その為、こちらも定期的な塗装メンテンナスが必要となります。
蓄熱の問題もありますので、遮熱・断熱塗料による塗り替え工事もおすすめです(#^^#)
ALC外壁・窯業系サイディング外壁に必要な「外壁塗装メンテナンス」の重要性
ここまで、ALC外壁・窯業系サイディング外壁の特徴についてそれぞれご紹介させて頂きました(^^)/
前述の通り、それぞれメリット・デメリットを兼ね備えておりますので、一概にどちらが優れているとは言えません!
施工コストやお住まいに求める機能によってもベストな選択は変わってきますので、様々な角度で比較検討される事がおススメです(#^^#)
一方、ALC外壁・窯業系サイディング外壁の共通点として挙げられるのが、定期的な外壁塗装メンテナンスを必要とする事です。
どちらも外壁材自体はとても「水」に弱く、塗膜の劣化進行による防水機能の低下はひび割れ・苔の繁殖などの原因に繋がります(>_<)
また、景観に及ぼす影響に限らず、窯業系サイディング・ALC外壁の吸水は耐久性の低下やひび割れからの雨漏り被害のリスクにもなります!
一般的に外壁塗装メンテナンスは、約10年に1度の頻度で必要とされています。
まずは、専門業者に点検を依頼してみましょう(^^♪
築年数が経過したALC外壁が使用されたお住まいの現地調査の様子
文京区本駒込にお住まいのお客様より「築年数が経過したので外壁を点検してもらい必要に応じたメンテナンスをご提案いただきたい」とご相談をいただき調査におうかがい致しました。
私達「街の外壁塗装やさん」では、建物の調査から必要工事のご提案・お見積りまでを無料にて行っております。メンテナンスをご検討の際には、お気軽にご相談をいただけますと幸いにございます。
現地調査
現地調査の様子をご紹介致します!
まず、調査を行う建物ですが鉄骨造5階建ての建物になります。外壁にはALCパネルとタイルが使用されておりました。
タイル外壁の特徴として、吸水性が低く水を吸い込みにくいこと、耐傷性に優れていることが挙げられます。
また、タイル外壁は汚れに対する耐性が高く、塗装によって長く綺麗な状態を維持することができます。
ALC外壁は「軽量気泡コンクリート」と呼ばれ、通常のコンクリートよりも軽い特徴があります。
気泡加工されているため、軽さを実現しています。
また、気泡が多数存在することで熱が伝わりにくく、断熱性が高いという特徴もあります。
シーリングの劣化は重要な問題であり、放置するとさまざまな悪影響が生じる可能性があります。
まず、シーリングがひび割れや破断、肉やせなどの劣化症状を示すと、雨水が建物内部に侵入する危険性が高まります。
この雨水の浸入によって、建物の内部が損傷し、カビや腐敗の原因となる可能性があります。
さらに、雨水が壁や床に浸透することで、建物の構造にも影響を及ぼす可能性があります。
シーリングの劣化を放置すると、建物全体の耐久性が低下し、修復コストが増大する恐れがあります。
そのため、定期的なメンテナンスや劣化したシーリングの適切な補修が重要です。
外壁タイルの落下原因にはいくつかの要因が考えられます。
まず、外壁タイル自体の劣化や破損が原因となることがあります。
長年の風雨や日光の影響によってタイルが割れたり剥がれたりすることがあります。
また、施工時の不備や適切な固定が行われていなかった場合も落下の原因となります。
さらに、外壁の基礎部分や補修部分の劣化や不適切なメンテナンスもタイルの落下を引き起こす可能性があります。
外壁タイルの落下は建物や周囲の安全に影響するため、定期的な点検や適切な補修が重要です。
メンテナンスのご提案!
メンテナンスが必要な症状がでていた箇所は、外壁目地のシーリング、タイル(剥離)、ALC外壁の塗装、こちらの3個所になりましたので外壁塗装工事及びタイル補修工事のご提案を行いました。
街の外壁塗装やさんでは外壁塗装を㎡あたり2,860円から対応しております。
記事内に記載されている金額は2024年08月05日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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