外壁塗装の際に重要かつ悩みやすいのが、塗料の種類ではないでしょうか。
塗料にはシリコンやフッ素、そしてアクリルなど様々な種類があり、どれも外壁材との相性や状態によっての使い分けが存在しています。
そんな中で、今回はアクリル塗料について見ていきたいと思います(。・∀・)ノ゙
アクリル塗料の特徴
アクリル塗料は透湿性があり、色褪せしにくいという特徴があります。これにより、外壁の美観を長期間保つことができます。
透湿性の高さと言ってもピンときにくいかもしれませんが、これは塗料の内側、つまり外壁材から出た湿気などを通し、外へ排出してくれる性能を指します。湿気を塗膜の内側に閉じ込めてしまうと塗装面が膨れてきたり、外壁材が傷みやすくなってしまうため、特に水分を含みやすいALC外壁の外壁塗装でよく使われています。
さらに、アクリル塗料はアクリル系の合成樹脂で作られており、プラスチックやボールペンなど身近な製品にも使用されています。そのため、耐久性や耐候性に優れており、外壁にも適しています。
また、アクリル塗料には弾性にも優れている「ピュアアクリル塗料」という種類もあります。この塗料は耐久性が15年以上と非常に高く、モルタル外壁などひび割れに悩まされがちな外壁材への塗装にも適しています。
以上のような理由から、アクリル塗料は耐久性や価格の面で優れており、外壁の塗装におすすめです。ただし、使用する場面や要件によっては他の塗料を選ぶことも考慮してください。
なぜ弾性の優れた塗料がモルタルにオススメなの?
モルタルにアクリル塗料の「エラストコート」がおすすめな理由は、以下の点にあります。
まず、従来のアクリル塗料と比べて、エラストコートは紫外線に強く色褪せしにくいため、耐用年数が15年以上と2倍以上の耐久性を実現しています。これは、100%アクリル塗料であるため、不純物が混入していないからです。
また、モルタル外壁の特徴である収縮や振動によって発生するクラック(ひびや亀裂)に対しても、エラストコートは250%の高弾性を持っています。これにより、クラックが発生しても塗膜が追従し、表面に隙間を作らないため、雨水の浸入を防ぎます。
さらに、エラストコートは通気性が抜群であり、塗膜が水蒸気を通過させるため、塗膜の耐久性を高めるだけでなく、エフロレッセンス(白華現象)の発生も防止します。
さらに、エラストコートは防カビ・防藻機能も備えており、高い通気性と相乗してカビや藻、苔の繁殖を防ぎます。
最後に、モルタル外壁の魅力であるコテ跡や模様をそのまま残して塗り替えることができるため、外壁の質感を維持しながら色を変えてイメージチェンジができます。
以上の理由から、モルタルにはアクリル塗料の「エラストコート」がおすすめなんですね!
また、透湿性の高さから湿気の溜まりやすい軒天の塗装にもよく使用されています。
私達街の外壁塗装やさんでは、こうした塗料の特性をしっかりと理解し、お住いにとって最適の工事を提供させていただきます。参考費用として、外壁塗装は税込657,800円~となっております。
記事内に記載されている金額は2023年10月09日時点での費用となります。
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