
街の外壁塗装やさん熊本店です。
こんにちは。今回は、熊本市南区で施工した屋根下塗りの様子をご紹介します。
屋根の塗装は、ただ色を塗るだけでは長持ちしません。見えない部分の「下塗り」が、実は仕上がりの美しさと耐久性に大きく関わっています。
今回は、劣化が進んだスレート屋根に対して、通常よりも丁寧に下塗りを2回行った様子をお届けします。
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なぜ下塗りをするのか?屋根塗装の基礎知識


屋根塗装において「下塗り」は、下地と仕上げ塗料をしっかりと密着させるための非常に重要な工程です。
たとえば、スレート屋根材は表面がざらざらしているため、そのまま上塗り塗料を塗ると吸い込んでしまい、密着せずにすぐ剥がれてしまう恐れがあります。
そのため、シーラーと呼ばれる下塗り材を先に塗布することで、表面を整え、上塗り塗料がしっかりと密着し、美しい仕上がりと高い耐久性を実現できるのです。
使用した下塗り塗料「ハイパーシーラー難付着用」の性能とは

今回の下塗りに使用したのは「ハイパーシーラー難付着用」という高性能な下塗り材です。
この塗料は、ファインパーフェクトシーラーと同等クラスの製品で、シーラーの中でもトップクラスの性能を持っています。特に、塗膜が劣化していたり、吸い込みが激しい屋根材にも高い密着性を発揮するので、今回のようなケースに最適です。
シーラーとは?下塗り塗料の役割を解説

「シーラー」とは、塗装の下地処理に使われる専用の塗料で、主に以下の役割を果たします。
・塗料の吸い込みを防ぐ
・上塗り塗料との密着を良くする
・素材の劣化を防ぐ
屋根や外壁の素材に合わせて適切なシーラーを使うことが、長持ちする塗装の基本です。
劣化が激しいスレート屋根に2回の下塗り|塗布の様子

そこで通常1回の下塗りのところを、ローラーを使って丁寧に2回に分けて施工しました。吸い込みが激しい場合、下塗りを1回で終えると、上塗りの持ちが悪くなるため、2回行うことは非常に効果的です。

だからこそ、下塗りの重ね塗りは、品質を守るための大切な一手なのです。
乾燥時間を守るのもプロのこだわり
塗料メーカーが定めた乾燥時間を厳守し、夏場など乾燥の早い季節であっても、慌てず慎重に進めます。
このようなひとつひとつの丁寧な作業が、10年、15年先まで美しい屋根を守る力になります。
【よくある質問】屋根の下塗りに関する疑問にお答えします
Q1. 下塗りは必ず2回しないといけないのですか?
→いいえ、通常は1回で問題ありません。ただし、今回のように劣化が激しい場合は2回塗りが適切です。
Q2. シーラーはどんな種類でも良いのですか?
→いいえ、素材に合った専用シーラーを選ぶ必要があります。誤った選定をすると剥がれの原因になることも。
Q3. 下塗り後、すぐに上塗りしてもいいですか?
→基本的には乾燥時間をきちんと守ることが大切です。季節や天候によって異なりますが、メーカー基準を順守しています。
まとめ|適切な下塗りが屋根の美観と耐久性を左右します

今回の熊本市南区での屋根下塗り工事では、劣化の状態に応じて適切な下塗り塗料を選び、丁寧に2回塗布しました。
シーラー選びから乾燥時間の管理まで、すべての工程をしっかりと行うことで、美しく長持ちする屋根塗装につながります。
塗装の仕上がりは、こうした「見えない部分」の作業にどれだけ手をかけられるかに左右されます。
次回は、中塗り・上塗りの様子をご紹介いたしますので、お楽しみに!
屋根の劣化や塗装をご検討の方は、ぜひお気軽にご相談ください。
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