
「コーキングにひび割れが出てきたんだけど、大丈夫かな……?」
今回は、そんなお悩みをきっかけに熊本市南区にお住まいのお客様からご相談をいただき、現場調査にお伺いしてきました。
築13年、建坪35坪の戸建て住宅です。
現場調査と聞くと、
「何をチェックするの?」
「費用はかかるの?」
と不安に思われる方もいらっしゃるかもしれません。
この記事では、実際の現場調査の流れや建物の状態、そしてお客様の状況に合わせた工事プランのご提案まで、一連の様子を詳しくご紹介します。
現場調査がどんなものか気になっている方は、ぜひ参考にされてください。
※今回が初回の記事です。
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担当者情報

今回の工事を担当させていただいたのは、弊社代表の富野誠です。
塗装業界での実務経験は15年以上を数え、現場で培ってきた確かな技術と知識でお客様の住まいを守ってきました。
国家資格である「1級塗装技能士」を保有しており、塗装に関する高度な知識と技能が国に認められた証です。
「お客様の大切な住まいだからこそ、ごまかしのない仕事を」
をモットーに、 誠実な対応と明るい人柄でお客様から多くのご好評をいただいております。
工事に関するどんな小さなご質問にも、丁寧にお答えいたしますので、ご安心してお任せください。
今回の現場について

今回お伺いしたのは、熊本市南区にある築13年の戸建て住宅です。
建坪は35坪、屋根にはガルバリウム鋼板、外壁には窯業系サイディングボードが使われています。
お客様がご相談くださったきっかけは、外壁の目地部分に入っているコーキング(シーリング)の劣化でした。
「コーキングにひび割れが出てきて気になる」とのことで、お問い合わせをいただいたのが始まりです。
コーキングは外壁のサイディングボード同士の隙間を埋めて、雨水の侵入を防ぐ大切な役割を担っています。
ひび割れや肉痩せが進むと、そこから雨水が入り込んで建物内部の構造材を傷めてしまうリスクがあるため、「気になった今」がまさにご相談のベストタイミングだったと言えます。
築13年というと、新築から最初の大規模メンテナンスを検討し始める時期。
「うちもそろそろかな?」
と感じている熊本市南区周辺にお住まいの方には、今回の現場調査レポートがきっと参考になるはずです。
現場調査でお伺いしました
現場調査当日、まずは建物の外回りをぐるりと一周しながら、屋根・外壁・付帯部の状態を一つひとつ確認していきました。
最初に目を向けたのは屋根です。
お客様は当初、屋根の塗装もお考えでした。
しかし、実際に屋根のガルバリウム鋼板を確認すると、築13年とは思えないほど良好な状態。
サビや塗膜の浮きもなく、現時点で塗装が必要な状態ではありませんでした。

耐用年数は25~35年と非常に長く、築13年であればまだ折り返し地点にも達していません。
今あわてて塗装するよりも、次に外壁の塗り替えが必要になったタイミングで屋根も一緒に塗るほうが、足場代が1回分で済むなどトータルのコストを抑えられます。
この点をお客様にお伝えし、今回は屋根塗装を見送るご提案をさせていただきました。

日差しが強く当たり続ける南面は、他の面と比べて明らかに外壁そのものが傷んでいる状態です。
紫外線によるダメージが蓄積し、塗膜の劣化が目立っていました。

軒天、雨樋といった箇所に色褪せが見られる状態でした。
建物の現状と気になったポイント

現場調査で確認した建物の状態を、箇所ごとに整理してお伝えします。
まず屋根のガルバリウム鋼板についてです。
先ほどもお伝えしたとおり、築13年でありながら塗装が不要な良好な状態でした。
ガルバリウム鋼板の耐用年数は25~35年ですから、現時点では慌てて塗装する必要はありません。
次回の外壁塗り替え時に一緒に施工するのが、最もコストパフォーマンスの良い選択です。

次に外壁の窯業系サイディングボードです。
南面が特に傷んでおり、日差しの影響で外壁の素地そのものがダメージを受けている状態でした。
こうした状態の外壁は、通常よりも塗料の吸い込みが激しくなる傾向があり、下塗りの段階でしっかり対策を取る必要があります。
一方で北面や東西面は、南面ほど深刻な劣化は見られませんでした。

サイディングボードの目地部分にひび割れや肉痩せが見られました。
コーキングが劣化すると、雨水が外壁の裏側に回り込み、下地材の腐食やカビの原因になります。
放置期間が長くなるほど補修範囲が広がるため、早めの対処が大切です。

劣化の程度に差があり、特に色褪せが激しかったのは雨樋と軒天でした。
お客様からのヒアリング内容
お客様は当初、コーキングの劣化に加えて屋根塗装もお考えでした。
「築13年だし、屋根も一緒に塗ったほうがいいのでは」
というお気持ちがあったようです。
そこで、ガルバリウム鋼板の耐用年数や現在の屋根の状態を丁寧にご説明し、
「今回は屋根を塗らず、次に外壁が劣化したタイミングで屋根と外壁をまとめて塗装するほうが、長い目で見てお得になりますよ」
というご提案をさせていただきました。
また、外壁に使う塗料についてもご相談しました。
最近は最高グレードの無機塗料が人気ですが、今回はあえてラジカル制御形塗料をご提案しています。
その理由は、無機塗料は耐用年数が非常に長いため、次の塗り替え時期と屋根塗装のタイミングがずれてしまう可能性があるからです。
ラジカル制御形塗料であれば、適度な耐用年数で次回の屋根塗装と時期を合わせやすくなります。
こうしたご説明にお客様もご納得くださり、
「屋根と外壁のメンテナンス時期を合わせる」
という長期的な視点での工事プランが決まりました。
今後の工事プランのご提案
現場調査の結果を踏まえ、お客様にご提案した工事プランの概要は以下のとおりです。
今回の施工内容は、外壁塗装(窯業系サイディングボード)、コーキング打ち替え、付帯部塗装(軒天・雨樋)、そしてお家全体の高圧洗浄です。
屋根塗装とベランダ防水は今回見送りとしました。

ラジカル制御形塗料は、従来のシリコン塗料よりも紫外線による劣化を抑える技術が使われた塗料で、コストパフォーマンスに優れています。


費用と施工日数の目安としては、総費用86万円、施工日数10日間を見込んでいます。
今回の現場は、外壁が塗りやすい形状であること、ラジカル制御形塗料を使用すること、さらに付帯部の塗装箇所が雨樋と軒天のみと少ないことから、非常にリーズナブルな費用に収まりました。
屋根塗装を見送ったことも、コストダウンの大きなポイントです。


小さなカラーサンプルだけでは、実際に外壁全体に塗ったときの印象と大きく異なることがあります。
面積の大きなサンプルも一緒にご確認いただくことで、完成後のイメージをできるだけ正確に掴んでいただけるよう工夫しています。
次回のブログ
次回は、いよいよ工事のスタートです。
足場仮設の様子をお届けします。
塗装工事の土台となる足場がどのように組み上がっていくのか、ご近所への配慮のポイントなども含めてご紹介しますので、ぜひ続けてお読みください。
まとめ
今回は、熊本市南区にある築13年のお宅で実施した現場調査の様子をお伝えしました。
コーキングの劣化をきっかけにご相談いただいた今回の現場では、屋根のガルバリウム鋼板がまだ十分に良好な状態であることを確認。
屋根塗装を見送り、外壁・コーキング・付帯部に絞った工事プランをご提案することで、総費用86万円と非常にリーズナブルに抑えることができました。
さらに、外壁にラジカル制御形塗料を選定することで、次回の屋根塗装と時期を合わせやすくするという長期的な視点でのご提案もさせていただいています。
現場調査は、建物の状態を正確に把握し、本当に必要な工事だけをご提案するための大切な第一歩です。
熊本市南区をはじめ、熊本県内で塗装工事をお考えの方は、ぜひお気軽にご相談ください。
塗装工事のご相談はお気軽にどうぞ
外壁や屋根の塗り替え、その他塗装に関するお悩みは、ぜひ私たちにお任せください。
現地調査・お見積もりは無料で承っております。
「うちの家もそろそろかな?」
と気になった今が、塗り替えのベストタイミングかもしれません。
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記事内に記載されている金額は2026年06月27日時点での費用となります。
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