皆さんこんにちは、街の外壁塗装やさん熊本店です。
今回は菊陽郡大津町にて積水ハウスの塩ビ鋼板折半屋根の遮熱を目的とした吹き付け塗装工事の様子を紹介します。
積水ハウスの住宅でよくみられるこの屋根普通の屋根とは違うことが結構多いので、
知識や経験のない業者が塗装を行ってしまうと、屋根が全然保護されず耐久性が全くないなんてことも・・・。
そんなことにならないためにもこの記事では塩ビ鋼板の塗装について徹底解説していきますので是非ご覧ください。
塩ビ鋼板とは正式名称が「塩化ビニル鋼板」と言い、鋼板にポリ塩化ビニル樹脂をコーティングした建材になります。
腐食しにくく、酸性雨や塩水に強かったりもするので海岸線の住宅などで使われてたりすることがあります。
この建材は記載した通り、樹脂がコーティングされているためすでに耐久性の高い膜が張られている状態になっています。
そのため、一般的な屋根と同じ塗料で塗装をすると塗料がべたべたになったり、塗膜を形成しないと多数問題が起きるので、
塗り替えをする際には必ず自分が信頼できる業者に依頼をしましょう。
塩ビ鋼板は通常の屋根と違って長持ちがしやすく、15年～20年くらいで塗り替え時期が来ると言われています。
いつもは下塗り、中塗り、上塗りと基本的な3回塗装なのですが、今回は建材が特殊なため
下塗りに塩ビ鋼板専用の塗料を使って4回の塗装を行っています。
使用した塗料はエスケー化研の「ビニタイトプライマー」になります。
塩ビ鋼板屋根改修用の下塗り塗料で、樹脂がコーティングされてる塩ビ鋼板であっても超協力な密着力を持っていて、
強靭な塗膜を形成してくれます（めっちゃ強いって思ってください）。
もちろん低汚染性等の劣化に対する耐性も持ち合わせています。
使用した塗料はエスケー化研の「クールタイトプライマー」になります。
エスケー化研のクールタイトシリーズの遮熱下塗り塗料です。
赤外線は近赤外線、赤外線、遠赤外線の3種類あるのですがその中でも一番あっつい近赤外線を反射してくれるので、
遮熱性能が高い塗料です。
こちらも低汚染性等の劣化耐性があるので、長期間保護しつつ奇麗な見た目も保ってくれます。
使用したのはエスケー化研の「クールタイトSI」になります。
こちらは下塗り2回目に使用した塗料と同じシリーズの遮熱塗料になります。
こちらも赤外線の一番熱い近赤外線を反射してくれるので、さらに遮熱機能が強くなります。
塗装する前にビニールと紙テープで塗料が飛び散らないように保護をしていきます。
さらに高圧洗浄やケレンで古い塗膜や、錆などを除去していきます。
下塗り1回目はまずはローラー塗装で塗料を塗っていきます。
折半屋根で凹凸が多いので塗りムラや、塗り忘れがないようにしっかり塗っていきます。
中塗りが終わるとこんな感じになります。
この後さらに上塗りをして作業が完了になります。
上塗りが終わるとこのような仕上がりになります。
今回遮熱塗料を使っていますのでもちろんこれからくる夏のエアコン代が抑えられるのは間違いないですね。
屋根なのでめったに目に入ることはないですが、仕上りもツヤが出ていてきれいですね～。
今回みたいに遮熱目的での塗装以外にも塗り替え時期になったために塗り替えする場合も
あんまり知識や経験がない業者に任せてしまうとこのように上手くはいかないでしょう。
安心して任せられるかどうかはこの記事のように実際の施工の様子を見て決めていただくといいと思います。
塩ビ鋼板の折半屋根の塗装でお困りのことがあれば気軽に街の外壁塗装やさん熊本店にご連絡ください。
ご相談だけでも大丈夫ですので皆様からのお問合せお待ちしております。
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