雨樋は屋根に水平に走ってる軒樋とその軒樋で受けた雨水を地上へ流す竪樋があります。雨樋はほとんどが塩化ビニル素材で出来ていて、紫外線で劣化してくるので、定期的な補修や塗装、場合によっては新品に交換といったメンテナンスが必要になります。
メンテナンスの方法の一つとして塗装することで紫外線から雨樋を守ることが出来ます。さらに美観性が保たれます。紫外線で色があせたり、傷がついたままでは建物の見た目もよくありません。雨樋を塗装せずに放っておくと、耐久性が落ちてきて割れやすくなってきます。
また、雨樋を固定する「でんでん」と呼ばれる取付金具は基本的に金属製なので、錆びてしまうと外れて雨樋自体がズレてしまい、本来の役割を果たさなくなってしまいます。
雨樋の塗装は、基本的に外壁や屋根の塗装と同じタイミングで足場を掛けて塗装工事をすることが多いので、同等品で塗装することにより、次のメンテナンス時期を合わせていくことができます。その分足場を建てて工事する回数が減るので、足場代の節約にもなります。
工事をする際に雨樋が破損していた場合、補修が必要です。破損したまま放っておくと水が正常に流れないで雨水があふれてしまったり、本来水が流れてこない箇所から水が漏れてくる可能性があります。水が溜まるとカビ・コケ・藻などが繁殖してしまうので、早めの補修が必要になります。
記事内に記載されている金額は2021年06月01日時点での費用となります。
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