今回のお客様のお宅は木造外壁でした。木造外壁は古くから人気があり、日本の風土に合うと言われ多くのお宅に使われてきました。素材としては主に杉、ひのき、ヒバです。
木造外壁は、木の暖かな色合いとシンプルなデザインで飽きがこない特徴があります。
しかし、木造の弱点は水に弱いことです。高温多湿な環境では腐食が進んでいきます。紫外線を浴びることにより変色も起きやすいことも上げられます。
木造の外壁塗装で使用する塗料は2つの種類があります。造膜型塗料と浸透型塗料です。
*造膜型塗料とは素材の表面に塗膜を作るもので、木材を外から保護するのに耐久性が高いとされています。
*浸透型塗料とは素材の中に浸み込ませるものです。表面だけでなく内部まで保護するので木材全体を守ってくれます。
今回は造膜型塗料の大阪ガスケミカルのキシラデコールコンゾランで外壁塗装しました。屋外用高耐久水性造膜型木材保護塗料で塗膜の質を追求した塗料です。塗膜に伸縮性があり割れが起きにくく、通気性も高く、防カビ、防虫にも効果を発揮します。仕上がりは色づきがとてもいいので、木造外壁にはとてもおススメの塗料です。
外壁塗装を施工する前に表面のホコリ、ゴミ、汚れやコケ、旧塗膜の剥離している箇所は除去、撤去が必要です。ケバ立ってる箇所はサンドペーパーなどを使用して表面をケレンしていきます。今回は下塗りナシの仕様なので上塗りを2回塗って仕上げていきます。刷毛やウールローラーを使って塗布していきます。乾燥期間は1回目が完全に乾いてから施工します。
上塗り2回目塗布後です。とても綺麗に仕上がりました。造膜型塗料ですが木質感も残ったまま仕上げれるのがキシラデコールの最大の特徴です。
記事内に記載されている金額は2021年06月01日時点での費用となります。
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