陸屋根をウレタン防水通気緩衝工法を施工していきます
今回は陸屋根をウレタン防水通気緩衝工法を施工します。既存のシートは劣化が見られなかったので下地にそのまま活用していきます。まずは緩衝シートを貼り付けるために下塗りを塗っていきます。接着剤の役割をします。
次に通気緩衝シートを張っていきます。緩衝シートは2種類あって今回使用するシートはシート全体で水を吸っていくものになります。他には水分を吸わずに地上に逃がしていくものがあります。
下地に含んだ水をシート全体で吸ってくれて、脱気筒を通じて地上に少しずつ水分を逃がしてくれるので雨漏れが懸念される建物には効果が絶大に期待されます。
緩衝シートを引いた後はよれやねじれを防ぐためにローラーで整えていきます。
次に下地に含んだ水分を逃がす脱気筒を取り付けていきます。脱気筒の設置場所、数量によって、効果が変わっていきます。少ない数で効果的な場所に設置することが重要になっていきます。
通気緩衝シートを敷いて脱気筒を設置したら、さっそくウレタン防水を流していきます。隅部から丁寧に塗っていきます。こういった隅部は、ひび割れなどの不具合が起きやすいので、注意して念入りに作業します。
次に平場にウレタン防水の一層目を塗布していきます。
既定の膜厚にしていくために二層目のウレタン防水を流していきます。気温や環境によって乾きが早くなったりすることがあるので注意して作業していきます。
最後に仕上げのトップコートを塗布していきます。ウレタン自体は日光による紫外線に非常に弱いので、保護する役割です。トップコートは防水層の状態にも変わってきますが、だいたい5年目安での塗り替えをおススメしています。
記事内に記載されている金額は2021年06月01日時点での費用となります。
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