現在の日本の屋根の多くを占めると言われるのがこのスレート(カラーベスト・コロニアル)屋根です。これほどまでに普及した理由は初期コストにあります。屋根材の中でも比較的安く、工期も短いからです。しかし、建物の外壁と比べて屋根は直射日光が当たる時間が一年を通して多く、紫外線による素材のダメージはとても大きいです。なかなか自分で直視することのない屋根ですが、劣化してひび割れしていないか、変形していないか、定期点検する必要があります。
メンテナンスの時期としては新築から10年を目安に考えておけば間違いありません。もちろん、もっと早い時期でも問題はありませんので、新築時の保証が切れた時点で塗装するのがベストです。
塗装の基本は「塗る部分を綺麗にして乾燥させる」、「適切な下塗り材を使って中塗りと上塗りの密着率を上げる」、「中塗りと上塗りで仕上げる」の3つで、充分な乾燥時間を経てからこれらを行います。
まず最初に屋根を高圧水流で洗っていきます。次に棟板金をケレンしてから屋根の下塗りに移ります。屋根の経年劣化がひどい場合は、吸い込みが激しいので下塗りを2回以上塗布する必要があります。しっかり乾燥させて中塗りと上塗りを行います。
屋根は外壁よりも直射日光に直接照らされて、外壁よりも劣化が早いですが外壁よりも劣化を確認しづらい場所でもあります。
永く使い続けるためにも家を守ってくれる屋根をしっかりと点検し、メンテナンスをしましょう!
今回はスレート屋根の塗装についてお伝えしてきましたが、スレート屋根の劣化が進み、欠けや剝がれが多くみられ、塗装しても意味がなくなった時がスレート屋根の寿命といわれております。こうなってしまうと塗装では意味がないので、上から新しい防水紙と屋根材を葺き上げる屋根カバー工法を行う必要があります。
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