トタンは一般的な鋼板(鉄の板)を薄く加工し、亜鉛でめっき処理したものです。下地の一般的な鋼板も、めっき成分も比較的安価なものです。
また、薄く加工されていますから、軽いという利点もあります。めっき成分の減少すると錆が進行しますから、めっき成分を減少させないようなメンテナンスが必要になります。めっき成分の減少は水分に触れることよって起こりますから、塗装によって保護します。立地や環境にもよりますが、
こまめにしっかりとメンテナンスすれば15~20年の耐用年数があるとも言われています。
トタン壁にはメリットもあれば当然デメリットもあります。それは熱伝導率が高いため夏場に温度が上がりやすいという点です。太陽光を浴びるとすぐに温度が上がってしまうので夏になると表面温度が80℃前後まで上昇してしまいます。しかし最近ではトタン外壁やトタン屋根を塗装する際に遮熱塗料を使えば、表面温度で約20℃低下させ、室温では最大で4℃近く低下させることができます。
他にも加工跡や傷から錆が広がりやすいといった問題もあります。外壁や屋根にトタンを設置する際、切削や加工が必要になります。切断面はめっき層もなく鋼板が剥き出しですから、どうしてもそこから錆びやすくなります。
トタンは亜鉛めっきの力である程度、錆を防止してくれますが、万能ではありません。亜鉛めっきは錆を防止した分だけ、消費されます。消費された亜鉛めっきは勝手に回復はしませんし、補充もできません。サビが出てきたら、拡がらないうちに保護してあげなければなりません。錆を落として塗装してあげる必要があります。そのため、塗装の際にはケレン作業を行い、しっかりと錆を落とします。
ケレン作業によって錆をしっかりと削り落とした後は、錆止め塗料を下塗りするところからはじめます。
下塗りの後は仕上げの中塗りと上塗りを行っていきます。
とても綺麗に仕上がりました!価格が安いとすぐにダメになってしまうといったイメージがつきがちかもしれませんが、トタンはこまめにメンテナンスを行えば耐久性は他の壁材にも見劣りしません。
もし、ご自宅にあるトタン外壁やトタン屋根が今どのような状態なのか、どのようなメンテナンスが必要なのか不安や疑問がある方はまず
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