また、薄く加工されていますから、軽いという利点と他の建材と比べても価格が安いのに、それなりの耐久性があるといったメリットがあります。
しかし、注意点もあります。トタンは断熱性の低い素材です。そのため太陽光を浴びるとすぐに温度が上がってしまうので夏になると表面温度が80℃前後まで上昇してしまいます。そのため塗装する際には遮熱塗料等の熱を逃がす材料を選んだりするといいでしょう。
他にも加工跡や傷から錆が広がりやすいといった問題もあります。外壁や屋根にトタンを設置する際、切削や加工が必要になります。切断面はめっき層もなく鋼板が剥き出しですから、どうしてもそこから錆びやすくなります。
確実に錆を防止するのであれば、錆止めの塗装は欠かせません。
その次に錆止めを塗っていきます。
もし、トタンに錆が発生して穴があいていた場合や外壁が変形してしまった場合は、張り替えのメンテナンスを行いましょう。既存のトタンを剥がし、新しい外壁材に張り替えることで、今後の耐久性が高まります。
トタンは材料によって耐久年数が違ってきますので、もしご自身で塗装したら使用した材料の耐久年数を把握し、その範囲内でメンテナンスを行うのが大切です。また、範囲内でなくても錆びなどが見られたらメンテナンスしたほうがよい場合があります。
私たち街の外壁塗装やさんでは無料で点検も行っておりますので気になることがございましたらお気軽に御相談下さい。
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