今回はFRP防水してあるバルコニー床をトップコート保護しました!
防水工事におけるトップコート塗装とは、防水層をつくったあとにその上からトップコートを塗ることによって防水層を守るということです。
もし、防水層が劣化してしまうと、建物の中に雨水が侵入しやすくなり、その結果、雨漏りがおきたり、建物が傷んでしまったりしてしまう恐れがあります。そうならないようにするため、防水層の上にトップコートを塗って保護し、ダメージをなるべく受けないようにするのです。
FRP防水は軽量かつ高耐久と強靭な防水層を作ることが出来ます。
しかし、FRP防水は本質がプラスチックなので紫外線に弱い傾向があります。そのためもし何もしなければ数年でヒビ割れが起こってしまう恐れがあります。
そのためにトップコートを塗布して防水層を保護して紫外線を防ぐ必要があるのです。ちなみにトップコートには硬膜なポリエステル樹脂(新築向け)と軟膜なアクリルウレタン樹脂(改修向け)がありますので、メンテナンスに合わせて使い分けましょう。
塗り替えの前にまずは高圧洗浄を行い、下地に付着した汚れをしっかり洗い落としていきます。
もし、カビなどの汚れが付いたまま塗装すると、剥がれなどの劣化が早まってしまうからです。
洗浄が終わったら次に下塗りとしてプライマーを塗布していきます。このプライマーとは最初に塗る塗料の事を言い、FRP防水層とこれから塗っていくトップコートをしっかりとくっつける接着剤的な役割を果たします。
下塗が完了しましたら、トップコートを2回塗布していきます。
塗布が終わり、完全に乾燥したら完成になります!
トップコート自体の耐久年数は種類によって異りますが、外壁塗装の塗膜に比べて短いです。およそ5年くらいを目安に塗り替えをする必要があります。また防水層は紫外線に弱いため、特に日当たりの良いベランダは注意しましょう。
私たち街の外壁塗装やさんでは、無償で点検を行っておりますので、気になることがございましたらまずはお気軽にご連絡ください。
記事内に記載されている金額は2022年09月15日時点での費用となります。
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