名古屋市守山区で色褪せしてしまったガルバニウム鋼板屋根を塗り替えしました!
40年以上前に登場したこのガルバニウム鋼板屋根ですが耐久性に優れてはいるもののメンテナンスが全く必要ないというわけではありません!今回はガルバリウム鋼板のメンテナンスが必要な理由と塗り替えの様子についてご紹介いたします。
40年以上前に登場したこのガルバニウム鋼板屋根ですが耐久性に優れてはいるもののメンテナンスが全く必要ないというわけではありません!今回はガルバリウム鋼板のメンテナンスが必要な理由と塗り替えの様子についてご紹介いたします。
ガルバニウム鋼板屋根とは
まずガルバリウム鋼板とは、表面にアルミニウム・亜鉛・シリコンのめっき(膜)を施した薄い鉄板です。ガルバリウム鋼板の特徴と言えば高い耐久性と軽量化による高い耐震性です!
このガルバリウム鋼板はおよそ40年前に登場し、それまで金属屋根材として主流だったトタン板に比べて錆びにくいというメリットがあり、急速に取って代わりました。
このトタンに比べて錆びにくい理由は、表面めっきの成分の違いにあります。トタンのめっきは「亜鉛のみ」であるのに対し、ガルバリウム鋼板では「アルミニウム55%、亜鉛43.4%、シリコン1.6%」と複数の合金が使用されています。アルミニウムはめっき表面を酸化させ、薄い膜を作り上げます。アルミニウムの酸化によってできた膜は非常に安定した物質で、ある程度まで酸化してしまうとそれ以上に酸化しません。酸化イコール錆なのですが、アルミニウム・亜鉛合金めっき鋼板はこの表面の錆が蓋となり、錆を進行させないのです。
このガルバリウム鋼板はおよそ40年前に登場し、それまで金属屋根材として主流だったトタン板に比べて錆びにくいというメリットがあり、急速に取って代わりました。
このトタンに比べて錆びにくい理由は、表面めっきの成分の違いにあります。トタンのめっきは「亜鉛のみ」であるのに対し、ガルバリウム鋼板では「アルミニウム55%、亜鉛43.4%、シリコン1.6%」と複数の合金が使用されています。アルミニウムはめっき表面を酸化させ、薄い膜を作り上げます。アルミニウムの酸化によってできた膜は非常に安定した物質で、ある程度まで酸化してしまうとそれ以上に酸化しません。酸化イコール錆なのですが、アルミニウム・亜鉛合金めっき鋼板はこの表面の錆が蓋となり、錆を進行させないのです。
ガルバリウム鋼板にも塗装が必要
しかし、耐久性が高く錆にくいからと言って全くメンテナンスが必要ないというわけではありません!
ガルバリウム鋼板も中身は鉄(鋼板)で、アルミニウム等の優れためっきによってコーティングされているため簡単には錆たり穴が空いたりはしませんが、経年劣化により錆が発生することがあります。あくまで錆びにくいというだけで全く錆びないというわけではないのです。
塗装をすることによって、めっき加工された部分の保護ができるので、錆の原因になる鉄部分まで水分が浸透せず屋根材を守ることができるのです。ガルバリウム鋼板の各メーカーが推奨しているメンテナンスの目安は10~15年程度といわれております。ただし、この年数はあくまで「目安」です。色褪せたり、錆が発生するなどの劣化症状が出ている場合は、10年経過していなくてもメンテナンスをすることをおすすめします。
ガルバリウム鋼板も中身は鉄(鋼板)で、アルミニウム等の優れためっきによってコーティングされているため簡単には錆たり穴が空いたりはしませんが、経年劣化により錆が発生することがあります。あくまで錆びにくいというだけで全く錆びないというわけではないのです。
塗装をすることによって、めっき加工された部分の保護ができるので、錆の原因になる鉄部分まで水分が浸透せず屋根材を守ることができるのです。ガルバリウム鋼板の各メーカーが推奨しているメンテナンスの目安は10~15年程度といわれております。ただし、この年数はあくまで「目安」です。色褪せたり、錆が発生するなどの劣化症状が出ている場合は、10年経過していなくてもメンテナンスをすることをおすすめします。
ガルバニウム鋼板のデメリット
ガルバニウム鋼板にもデメリットがいくつかあるので覚えておきましょう。
夏場に屋内が熱くなる
金属であるガルバリウム鋼板は、セメントやコンクリート、陶器系の素材に比べて日射によって表面温度が高くなります。一応、ガルバリウム鋼板はめっき合金の独特の光沢があるため、熱反射性能が70~75%もあり、トタンと比べると遮熱性能は高い(未塗装の場合)のですが、断熱性は低いのでその効果を感じることは難しいでしょう。
雨音が大きい
ガルバリウム鋼板は軽量化によって高い耐震性を持つ反面、軽い分金属板が薄いため、雨が降るとパタパタという大きめの音が鳴ってしまいますので注意が必要です。
ガルバリウム鋼板に屋根をリフォームするする際はメリット・デメリットをしっかりと覚えておきましょう。
メンテナンスの流れ
次に今回行った塗装の様子をご紹介いたします。
高圧洗浄
まず屋根全体に高圧洗浄を行いコケやホコリといった汚れを落とします。もし汚れが残ったままだと塗装してもすぐ剥がれてしまいますのでしっかりと洗浄します。
ジョイントコーキング処理
次に屋根の棟板金のジョイントコーキング処理を行います。
ガルバリウム鋼板製屋根の頂部には棟板金と呼ばれる金属部材がかぶせてあります。一番雨風の影響を受けやすい棟板金は問題を起こしやすい部材でもあります。棟板金の継ぎ目にはシーリングが充填されているのですが、経年劣化してしまうと役割を果たせなくなってしまい、ここから雨水が侵入してしまう恐れがありますのでしっかりと補修します。
ガルバリウム鋼板製屋根の頂部には棟板金と呼ばれる金属部材がかぶせてあります。一番雨風の影響を受けやすい棟板金は問題を起こしやすい部材でもあります。棟板金の継ぎ目にはシーリングが充填されているのですが、経年劣化してしまうと役割を果たせなくなってしまい、ここから雨水が侵入してしまう恐れがありますのでしっかりと補修します。
ビス頭処理
次に棟板金の釘(ビス)頭の処理をします。この作業はビスをより抜けにくくするためと、ビスの穴からの水の浸入を防ぐ意味もあります。
錆止め塗布
中塗り作業・上塗り作業
おわりに
ガルバリウム鋼板は年月の経過とともに錆が発生してしまいます。錆を防ぎ、長く使い続けるためにも定期的な塗装メンテナンスは行うようにしましょう。ただお住いの屋根の様子をご自身で把握するのは難しいので、もし屋根の状態が気になる場合は無償で点検を行っておりますので私たち街の外壁塗装やさんまでご連絡ください。
記事内に記載されている金額は2023年06月21日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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