今回は豊明市で黒ずんだモルタル外壁を高耐久無機塗料で塗替えしました!およそ「10年に1度」行わなければならないと言われている外壁塗装などのお家のメンテナンス。長く安全にお住いを使い続けるうえで欠かせないものとはいえ、手間も費用も掛かりますから、できるだけその回数を少なくしたいと思う方は多いと思います。そんな方にオススメなのが高耐久を誇る無機塗料です。
塗料はここ数十年で圧倒的な進歩を遂げました。これまで塗料にはおおよその目安として
ウレタン8年、シリコン10年、フッ素15年という塗り替え目安がありました。しかし、無機塗料はこれまでの塗料を超える
20年超という耐用年数を記録しているのです。
無機塗料には耐用年数以外にも様々なメリットがあります。
・耐候性の高さ
無機塗料は紫外線での劣化が少なく、これまでの塗料よりもはるかに耐候性が高いのです。 日本ペイントが行った促進耐候性試験実験(人口太陽光による実験)では、3000時間で95%以上という同社の他の塗料よりも圧倒的に高い光沢保持率が記録されています。
・親水性が高く汚れにくい
親水性とは、水との相性の高さです。親水性が高いと水とよく馴染み雨で汚れやホコリなどを浮き上がらせて洗い流せるので、汚れが付きにくいのです。
・苔や藻・カビが生えにくい
外壁に根を張る苔や藻・カビは、外壁の見栄えを悪くするだけでなく劣化を促進させる厄介な存在です。無機塗料なら栄養源となる有機物の含有が少ないため苔やカビが生えにくいのも綺麗が長持ちする要因のひとつです。
次にデメリットについてもご紹介いたします。
・価格の高さ
無機塗料は他と比べて性能が高いという事もあり高価な塗料です。コストパフォーマンスが良いと言われるシリコン塗料の2倍ほどになることもあります。
ただしその分耐用年数も長いため、メンテナンスの回数も減らせるので初期費用は高いものの、次の塗り替えまでの期間が長く取れるのでお安いとも言えます。
・塗膜が硬く塗装できないところもある
無機塗料は塗料が固く追従性が弱いため、ひび割れしやすいといったデメリットがあります。そのため下地が割れやすかったり地震などで動きが大きい場所には不向きとなっています。また塗装をしても塗膜ごと割れてしまう可能性が高い木部にも不向きの塗料となっています。
無機塗料を選ばれる際は上記のメリット・デメリットを把握したうえで使うかどうか決めるようにしましょう。
次に今回行った無機塗料を使用したメンテナンスの様子をご紹介いたします。
まず塗装を始める前に高圧洗浄を行い外壁についているチョーキング粉、汚れ、藻、コケなどといった汚れをしっかりと落とし乾燥させます。
外壁が汚れたまま塗装を行っても塗料がしっかりと密着しませんので丁寧に行います。
しっかりと乾燥させたら次に下塗りを行います。下塗り作業ではシーラーという塗料を塗布します。
このシーラーには下地とこの後塗る上塗り塗料をしっかりと密着させる役割があります。
もし、このまま上塗り作業を行ったとしても塗膜はうまく密着しないため、外壁塗装は長持ちしません。
下塗りが完了しましたら次に中塗りを行います。中塗りとは下塗りをした下地のうえに、上塗り用の塗料を塗ることです。塗料の性能をしっかりと発揮させ、ムラをなくすためにも必要な工程になります。
中塗りが完了し塗料が乾燥したら、最後の仕上げ作業として上塗り作業を行います。この上塗り作業は最終的な仕上がりをよくして塗装の耐久性をさらに高めるために行います。
綺麗に仕上がりました。
今回ご紹介した無機塗料は
価格は高いけれどその分長い耐用年数を期待できる塗料です。現在のお住いを20年以上維持していくご予定の方や費用が掛かったとしてもメンテナンス回数を減らしたいといった方はぜひ無機塗料での外壁塗装をご検討ください。
記事内に記載されている金額は2023年08月28日時点での費用となります。
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