名古屋市天白区でひび割れしたALC外壁の目地のコーキング新設しました!現在では戸建住宅の外壁材として広く使用されているALCパネルですがその表面に無数の細かい穴が開いているため非常に水を吸収しやすい構造になっています。
防水性を維持するためにもしっかりとコーキングでメンテナンスを行いましょう。
防水性を維持するためにもしっかりとコーキングでメンテナンスを行いましょう。
ALC外壁とは?
まず今回塗装を行ったALC外壁についてご紹介いたします。
ALC(Autoclaved Lightweight aerated Concrete)パネルは珪石、セメント、生石灰、発泡剤のアルミ粉末を主原料とし、 高温高圧蒸気養生という独自の製法による軽量気泡コンクリート建材です。
かつてはビルやマンションなどの大規模建築物にのみ使われていました。しかしその性能の高さに注目したハウスメーカーなどが戸建住宅の外壁材に採用し現在に至っています。
ALC(Autoclaved Lightweight aerated Concrete)パネルは珪石、セメント、生石灰、発泡剤のアルミ粉末を主原料とし、 高温高圧蒸気養生という独自の製法による軽量気泡コンクリート建材です。
かつてはビルやマンションなどの大規模建築物にのみ使われていました。しかしその性能の高さに注目したハウスメーカーなどが戸建住宅の外壁材に採用し現在に至っています。
ALC外壁のメリット・デメリット
次にALC外壁のメリット・デメリットについてご紹介いたします。
ALC外壁のメリット
・長い耐用年数
ALCパネルは外壁材の中でも特に寿命が長い建材です。なぜならALCパネルの内部には、補強材として特殊防錆処理を施した鉄筋マットやメタルラス(スチール製の金網) が組み込まれているからです。これによって、使用上十分な強度を発揮します。またALCパネルは適切にメンテナンスを行えば50年以上その性能を発揮することもあります。日本の戸建住宅の寿命は海外よりも短く、30年前後ですのでALCパネルであればお住まいを建ててから住人がいなくなり解体する時までお住まいを守り続けることも可能なのです。
・耐火性
ALCパネルはコンクリートを主原料としている不燃材料で、耐火構造などの仕様や認定を有しています。無機質の原料からつくられるため、万一の火災にも有毒なガスや煙を出すことはありません。
・軽さ
ALCパネルには、無数の細かい気泡があり、非常に軽いのがメリットの一つです。外壁材は重量が軽いほど地震の際の被害が起きにくくなるので、耐震性を重視する方にもALCパネルは向いています。
これ等のほかにも断熱性や遮音性が高いといったメリットなどもあります。
ALC外壁のデメリット
様々なメリットがあるALC外壁ですが当然デメリットもありますのでご紹介いたします。
・水に弱い
ALCには多孔質で独立した気泡が無数に存在します。そのため吸水性が高く、水を吸収してしまうと外壁がひび割れ、欠落の原因になります。そのため外壁として使用する場合は塗装を行い、表面に吸水、吸湿対策を施す必要があります。
・費用が掛かる
ALCパネルはサイディングボードよりもサイズが小さい分、枚数がその分多く必要になってしまいますので他の外壁材と比べると価格が高い傾向があります。耐用年数が長いためコストパフォーマンスが良いといったメリットもありますが、防水性を維持するための定期的なメンテナンス費用もかかりますのでライフプランやメンテナンス頻度なども考慮した上で使用することをおすすめします。
・水に弱い
ALCには多孔質で独立した気泡が無数に存在します。そのため吸水性が高く、水を吸収してしまうと外壁がひび割れ、欠落の原因になります。そのため外壁として使用する場合は塗装を行い、表面に吸水、吸湿対策を施す必要があります。
・費用が掛かる
ALCパネルはサイディングボードよりもサイズが小さい分、枚数がその分多く必要になってしまいますので他の外壁材と比べると価格が高い傾向があります。耐用年数が長いためコストパフォーマンスが良いといったメリットもありますが、防水性を維持するための定期的なメンテナンス費用もかかりますのでライフプランやメンテナンス頻度なども考慮した上で使用することをおすすめします。
コーキング材の劣化症状
コーキング材は外壁塗装よりも早く傷むことが多いので気を付けなければなりません。
点検する際のポイントとしては
①弾力性があるか
②ひび割れや肉痩せが起きていないか
③下地のバックアップ材が露出していないか
などに注意してください。もしこれらの症状がでている場合はメンテナンスの必要があります。
点検する際のポイントとしては
①弾力性があるか
②ひび割れや肉痩せが起きていないか
③下地のバックアップ材が露出していないか
などに注意してください。もしこれらの症状がでている場合はメンテナンスの必要があります。
メンテナンスの様子
次に今回行ったメンテナンスの様子をご紹介いたします。今回はALCパネル間のつなぎ目にあるコーキングのメンテナンスを行いました。
シールプライマー塗布
コーキング充填
プライマーの塗布の時もそうですがコーキング材は充填する時に、著しく気温が低い場合や高い場合は所定の性能を確保することが難しく、耐久性の低下につながることもあるので、天候もしっかりと気を付けたうえで作業を行っていきます。
コーキング充填仕上げ作業
おわりに
目地のコーキングがヒビや肉痩せにより劣化しているとそこからALCパネルに雨水が浸入し劣化する要因となります。ACLパネルの防水性を維持し、お住いを長く使い続けるためにもしっかりと定期的にメンテナンスを行いましょう。
記事内に記載されている金額は2023年08月31日時点での費用となります。
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