名古屋市緑区で軒天(のきてん)に使用されている石膏(せっこう)ボードを張替えを行い、下地処理して塗装しました!
軒天の素材は様々な種類がありますが今回は石膏ボードを使用しました。
まず軒天とは
住宅を見上げた際に外壁から外側に突き出している屋根部分の裏を指します。雨水が流れていく屋根の端を軒先(のきさき)と呼ぶためその軒の裏の天井を指しますが、バルコニー・ベランダの裏側も同様に軒天と呼ばれます。
軒天は住宅によっても素材・メンテナンス方法も異なります。素材の種類は木材系や不燃材、金属系など様々ですが今回使用したのは不燃材の
石膏ボードになります。
今回使用した石膏ボードとは石膏をしん材とし両面を石膏ボード用原紙で被覆成型した建築用内装材料で、防火性、遮音性、寸法安定性、工事の容易性等の特徴をもち、経済性にも優れていることから「なくてはならない建材」として建築物の壁、天井などに広く用いられています。
しかし、デメリットとして石膏ボードは、石膏と紙とで造られていることもあり、耐水性が無いという特徴もあります。そのためシリコン系、ウレタン系の塗料で塗装メンテナンスを行う必要があります。
塗装を行う前に
パテ処理を行います。このパテとは硬いペースト状の充填材のことです。パテを使って下地の表面の段差や凸凹を平らにする処理のことをパテ処理と言います。写真のように石膏ボードのすべての継ぎ目とビス穴を埋めます。
もしこのパテ処理を行わないと石膏ボードの継ぎ目は凹んだままでビス穴も凹んだままになります。仮にその上に塗装を行ったとしても、ひび割れが発生してしまいます。
パテ処理が完了したら次に下塗り材を塗布し、しっかりと乾燥させたら上塗りの塗布を2回に分けて行い完了となります。
軒天塗装をDIYでと考えられている人もいるかもしれませんが、軒天塗装は不安定な足場で頭上を見上げながらの作業になるため非常に危険です。軒天塗装自体の単価は決して高くないため、塗料の飛散も考え外壁塗装とセットで塗装専門業者に相談しましょう。
また、現時点で軒天がどれくらい劣化しているのかといった判断もご自身でするのは非常に難しいかと思いますが私たち街の外壁塗装やさんでは点検・お見積りは無料で行っておりますので、もし劣化具合が気になる方はお気軽にお問い合わせください!
記事内に記載されている金額は2023年11月13日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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