外壁の塗装が完了しました。


外壁の塗装が完了し、養生も剥がしてスッキリしました。
残りは付帯部のペンキ塗りが完了したら完工です。
こちらの現場での付帯部の塗装予定は、雨戸、樋、パイプ、庇、シャッターなどになります。
目的は雨漏りを止めること。


今回の外壁塗装の目的は雨漏りを止める事です。
最初の調査の結果、可能性としてはサッシ廻り、庇、外壁のクラック、サイデイングの腐蝕部、外壁貫通部の処理不具合などが挙げられます。
特に可能性が高いと思われるサッシ廻りのシーリングの劣化と庇の防水処理は念入りに行いました。
雨漏りの箇所を特定するのは、なかなか難しい事です。思いがけない所が原因という場合もあり、時間をかけて一か所ずつ処理していきます。
外壁貫通部が危ない。

建物には外壁を貫通し、配管や配線をしている部位が沢山あります。
貫通部の防水処理部分の劣化による雨漏りも多々見られるので完璧な防水処理が求められます。
防水処理の確認。

使用しないエアコン配線用の穴を塞いでいます。
確認した所、防水処理に問題は無いようです。

換気フードの廻りにもシーリング打ちをし防水処理を行っています。こちらの建物は付帯物が平均以上に多くついています。
外壁貫通部は、換気扇3ケ所、換気口4ケ所、エアコン配線4ケ所、給水、排水配管4ケ所、ざっと数えただけでも15カ所も有りました。
一つ一つ防水処理を完了しました。外壁の貫通は出来るだけ少ない方が雨漏りのリスクは少なくなります。
壁打ち込み金具は要注意。

雨漏りの要注意部位です。見逃しがちになりますが、写真は配管を取り付けている金具です。
金具は壁に打ち込んで取り付けているので、金具の廻りを防水処理していないと雨水が浸入する恐れがあるので、この部位も気を付ける必要があります。
そして同じく、壁に打ち込んである樋の取り付け金具も要注意です。
何度もチエックする事が大事。


完了後のチエックで不具合な所はテープを貼っておきます。一目で手直し箇所がわかります。
職人も完璧に施工したつもりでも見逃すこともあり、そのためにいろんな目で確かめていきます。
そして、足場解体前にもう一度最終チエックを行い、塗り忘れがないか、もう一度点検し、足場解体となります。
チエックは何度やってもやりすぎは無いので、何度もチエックする事で確実な施工を心掛けます。
安全対策も重要。

工事をする上で職人の安全の確保も大事なことです。
高圧電線が住宅の近くにある場合は安全の為、関西電力に依頼し電線防護管でカバーしています。
安全第一で工事を進めて行きます。
記事内に記載されている金額は2019年12月09日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
外壁塗装、屋根塗装、外壁・屋根塗装、ベランダ防水の料金プランはそれぞれのリンクからご確認いただけます。