昨年の夏ごろにブロック塀の塗装工事をされた羽曳野市にお住いのT様から「塀の基礎巾木の汚れが気になるのでどうにかしてほしい」との事でご連絡をいただき、現場にお伺いさせていただきました。
前回のブロック塀の塗装工事では、予算の都合で基礎巾木の部分を施工するのは見送りましたがやはり塗装後に巾木部分の汚れが気になってきたとの事でした。
現場に伺ってみるとブロック塀の上半分は塗装後なので綺麗なのですが、そうなってくると下部分の巾木の部分の汚れやヘアークラックなどが目立ってしまっているのがわかります。
材料選びとデザインの確認!!
今回の現場調査時に、「色を塗装するだけの塗装はやめてほしい」とお伺いしていたので日本ペイントの「ジキトーンスキン」という材料をおススメさせていただきました。デザイン性が砂壁上の意匠性になっているので和風のブロック塀との相性も良く、またガラリとイメージも変わるのでT様もこれならと即決で決めていただきました。
施工開始!!
材料と工事の仕様が決まりましたので早速施工開始です。
今回は「ジキトーンスキン」という材料を使用しますが、この材料は「エアレススプレー」での吹付仕上げになりますので養生をしっかりと行わなければいけません!!粒子を吹き付けて仕上げていきますので風向きによっては隣家などに飛び散ってしまうなどのことも起こってしまうので入念に養生を行っていきます。
ブロック塀の上の部分も塗料が飛散しないように養生を行っていきます。また植栽などは敷き物を覆いかぶせて養生を行いますので養生が終われば塗装前の準備完了です。
吹付の作業を行う前にまず吹付材の密着性を上げるために下塗りを塗装していきます。使用塗料は「日本ペイント水性カチオンシーラー」です。下塗りがローラーでの施工となりますのでブロック塀の巾木に満遍なく塗装していきます。
下塗りが終われば吹付の準備を行っていきます。選んだデザインはジキトーンスキンの色番号「JX-09F」で黒色がベースで白の骨材が入っています。重厚感はありますが白色が入っているのでそこまで重々しくないのが特徴です。
吹付は上記の写真の「タンク(右側のグレーの物)」と「コンプレッサー(左側の赤色の物」の2種類の機材を使って吹き付けていきます。コンプレッサーは音が出ますので近隣の皆様にご迷惑がかかるのが難点ですね。
コンプレッサーのガンに材料を入れながらゆっくりと吹き付けていきます。2回の吹付で仕上げていく材料なので1回目の吹付完了時は少し薄い感じになります。この厚みを維持しつつ2回も同じように吹き付けていきます。
2回目の吹付です。1回目と同じ要領で吹き付けていきます。右側の写真は2回目の吹付後の写真です。所々白くなっているのはまだ材料が乾いていないので白くはなっていますが乾けば落ち着きのある色合いになりますのでもう少し待ちます。
材料が乾けば養生を外して完成になります。吹付材特有の和風な仕上がりになっておりお客様にも満足していただけました。
今回の工事は工期は1日。工事金額は税込みで8万円ほどで施工できました。金額もそこまで高価なわけではないのでブロック塀の塗装工事の際は皆様もぜひご検討ください。
記事内に記載されている金額は2020年01月18日時点での費用となります。
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