よく使う部材は常に用意しておく事。


外壁の塗装工事も終わり、養生のビニールを外すとすっきりしました。
明日からは洗濯物も干すことが出来るのでお客様もやれやれという所だと思います。
よく見てみるとエアコン配線を止めるバンドが破損しているのが見えます。外壁を塗る前にはずして施工しましたが、完了後に新しいバンドを取り付けることになります。
プラスチック製のバンドは経年劣化で外す際に割れる事がよくあるので、常に予備のバンドは用意していますので問題はありません。
付帯物は外れる物は全て外す方法で施工しているので、いろんな部材は揃えているので想定内の出来事です。
エアコン配線用の巻テープなどもよく使う材料の一つです。いろんな部材や材料を常に用意しておくと、いざという時に慌てなくて済みます。
アルミサッシ雨戸はアルミ製?

ほとんどの住宅には雨戸がつていますが、雨戸本体はスチール製という事を御存知ですか?
アルミサッシ雨戸と名称になっていますが、雨戸の枠のみアルミ製で本体部分はスチール製になっています。
当然スチールですから、年数が経過すると劣化し、錆が出てきます。写真の雨戸も常に紫外線に当たってる部分と隠れている部分では劣化の状態にすごく差が出ています。
当然、付帯物である雨戸も塗装工事の対象になるので、ケレン、錆止め、ペンキ仕上げの順で施工していきます。
屋根材が反っている場合の対処方法。


屋根の塗装状況をご紹介します。
下塗りと中塗りの施工中の写真ですが、勾配がきついので慎重に作業をしています。
本来ならカラーベスト材の重なり部分の塗料の詰まり防止用のタスぺーサーを取り付ける予定でしたが殆ど隙間が大きく開いた状態になっています。
タスペーサーを入れても落ちるので、今回は塗料の詰まっている部分は縁切りする事に軌道修正しました。
こちらの屋根は全体的にカラーベストが反っている状態になっていますので、縁切り工法で施工します。
屋根材が反っている現場はまれにありますが、雨漏りの心配はありませんので、住空間としてはまったく影響はありません。
カラーベストの寿命はあるの?

屋根の上塗りを行っています。屋根塗装も3回塗りが基本ですが、2回塗り施工の材料もメーカーによって出ているものも有ります。
阪神淡路地震以降は屋根は軽量にという事で、カラーベスト葺きの住宅が多くなりました。
瓦、カラーベストどちらもメリット、デメリットがあると思いますが、やはり災害の事を考えると屋根は軽量に超したことはないと思います。
最近は軽量の瓦も各種出ていますので、選択の幅が広がっています。葺き替えを検討中の方は業者によく相談する事をお勧めします。
カラーベストの寿命は約35年と言われています。こちらの建物は築25年くらいになりますので、次回屋根のメンテナンスを考える場合は葺き替えを考えておいた方がいいでしょう。
35年以上の建物で弊社も屋根塗装をした経験も有りますが、その場合は前もってお客様には保証書は出ない旨を伝えています。


ガルバリウム鋼板ってどんなもの?
一般的なカラーベスト屋根にはガルバリウム鋼板と言われる鉄板で覆ってる部分が有ります。
屋根の中央にあたる棟部分と両サイドにあたるケラバと言われる部分です。
ガルバリユム鋼板も鉄板の部類に入り、年数と共に劣化が進み錆びてきますので、この部分も塗装仕上げで耐久性を上げていきます。
ちなみに、ガルバリウム鋼板とは鉄にアルミ合金を混ぜ合わせ、従来の鉄板よりも耐久性がよくなった材料です。
記事内に記載されている金額は2020年01月26日時点での費用となります。
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