モルタル外壁が浮いているのが分かります
こちらは、軽度劣化状態のモルタル外壁です。モルタルが劣化している場合の多くの原因は、硬化不良です。これから、モルタル外壁を剥がして、新しくモルタル壁を形成していきます。クラックが入る要因としては、モルタルの補強材として入っているラス網が錆びてしまって、膨張する事によって内側から圧が加わりクラックが入ってしまったり浮いてしまったりします。
モルタル外壁をめくっていく作業です
モルタル外壁は、セメントと砂(細骨材)と水を練り混ぜて作った材料で施工した外壁です。セメントが含まれているので非常に頑丈なイメージだと思うのですが、モルタル自体の防水性能は低いのです。その為外壁の表面に塗装をする事で、防水性をもたせています。塗装が劣化してくると徐々に水分を吸収していき、劣化症状が出てきます。
モルタルに限らず、【水】は大敵です!!外壁や、屋根等、日々太陽の熱や紫外線を浴びています。外壁は雨を吸収して、太陽光で水分を乾燥します。その時に収縮が起きてひび割れが起こります。その出来たひび割れから水が浸入し、乾燥時に又ひび割れが発生するという連鎖が起きてしまうのです。ひび割れだけではなく、建物内部の柱や断熱材に水が溜まり腐食させるという事もあり、重度の時は雨漏りも発生します。
さて、上記の写真ですが補修部位の範囲を機械で切れ目を入れていきます。
補修範囲のモルタル外壁を捲っていきます。金槌で外していきます。
上記の写真は、切れ目を入れたモルタル外壁に金槌で叩いて劣化したモルタル外壁を剥がしていく作業をしております。
下地(バラ板)が見えてきました!大分劣化しています。腐朽してるところは新しく補強していきます。
ご覧の通り、バラ板が腐食しています。全体的にひどいのですが、最も下側の所が腐食しているので腐食箇所を取り除いてから、新しく張替えていきます。
次回はこの続きをお届けいたします。劣化したモルタル外壁が、どんなふうに綺麗になっていくのかお楽しみに!!
此方の現場は、私が担当しております!
記事内に記載されている金額は2021年03月26日時点での費用となります。
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