今回弊社が使用しました、AGCポリマー建材㈱から出ております「サラセーヌ
「サラセーヌ
通気緩衝QV工法」をおこないました。
「サラセーヌ
通気緩衝QV工法」を行う前に、伸縮目地を平滑に仕上げてから、施工していきます。
こちらの「PJプライマー」「サラセーヌP」はコンクリート下地用の接着剤です。下地の種類に応じて追加したり、選定したりし直す必要はあります。下地を十分に清掃した後に、乾燥させてから次の工程に入ります。だいたいの硬化時間は、気温によりますが、気温が30度なら1時間から3時間くらいで硬化します。逆に気温が5度ならば7時間から10時間ほどかかかります。
※こちらの温度の硬化結果は室内試験による特性値で、保証値ではありません。現場環境にて変化する場合があります。
シート同士の重ね張りでジョイント部も一体化
QVシートは、ジョイント部(長辺
)
を重ね合わせることにより、ジョイント部が一体化し防水機能を高めます。シート表面の黄色線があるシートジョイントを下に、赤色線
があるシートジョイントを上にして重ねます。
そして上から重ねるシート端部を黄色の線に合わせて張り付けます。重なり合う端部のシートは段差調整加工してあるので、シート同士の高さを合わせやすく、シームレスな仕上がりになります。ジョイントを重ねることにより、シート端部の反りあがりを抑制します。
確実なシートジョイント処理
QVシートジョイント処理用テープ
「QVテープ」は、ジョイント部分を補強するため、特殊加工したポリエステルテープと補強用クロスを一体化した構成で、補強用クロスの部分にウレタン防水材が部分密着し、ジョイント挙動に強い構造になっています。弊社では、このテープの上に防水材シゴキ塗りを施しています。こちらをクリックしてみてくださいね♬
下地の水分を苦し脱気が可能
下地のコンクリート内に滞留する水分は、気温が上がると気化し防水層に膨れを生じさせることがあります。QVシートは、ストライプ状の粘着層以外は通気させる溝になっているため、気化
した水蒸気の圧力を
拡散させ、局部的な膨れを防止する効果を発揮します。シート内に拡散した水蒸気圧力は、脱気筒(ステンレスベント)より脱けていきます。
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記事内に記載されている金額は2021年08月31日時点での費用となります。
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