2階建てのアパートになります
今回は、こちらの2階建てのアパートの現場調査を行いました。
屋根部分は、日本家屋の屋根形状では最もオーソオックスな切り妻屋根です。
切り妻屋根は、屋根の面と面の境目が他の屋根形状よりも少ない事がメリットです。面と面の境目の事を棟
外壁部分の塗装と、屋根の塗装をご希望との事です。屋根部分は、日本家屋の屋根形状では最もオーソオックスな切り妻屋根です。
切り妻屋根は、屋根の面と面の境目が他の屋根形状よりも少ない事がメリットです。面と面の境目の事を棟
(むね)
と呼ばれていて、構造上屋根材が分断されるが故に雨が入り込みやすい部分となっています。それが、他の屋根よりも少なくてすむのですから、当然雨漏りのリスクも同様に少なくなると言えます。
外壁部分
こちらが外壁のコーキング部分の写真になります。
経年劣化の症状が出ています。剥離に亀裂も見られます。コーキングも黒ずんでいます。これは、ブリードという現象です。ブリードの原因は、コーキング材の中に可塑剤という成分
によるものです。塗り終わった後は綺麗でも時間が経ち、シール内部の可塑剤が塗料と反応して浮き出てくることで、塗装面に移行しべたつき感が出てきます。これによって、汚れを拾いやすくなり、黒ずんてしまいます。
窓枠部分のコーキング
こちらの写真ですが、窓枠部分のコーキングも経年劣化ですね。亀裂に剥離が見受けられます。このまま放置してしまうと、劣化したコーキングの隙間から雨水が入ってしまうと雨漏りの原因になってしまいます。早めの対応が必要です。
施工の際には波板着脱が必要
施工の際は、こちらの波板を外してから、足場を架設していきます。しかし、波板自体、年数が経っていて劣化している場合、取り外す際に割れてしまう可能性があります。足場を組む際には波板やパネルの着脱は、必須な為作業する際には、気を付けて取り外しを行いますが、経年劣化の酷い場合は、どうしても取り外す際に破損してしまうことが多いので、劣化し傷んでいるものに関しましては、工事の際に新しくしていただくことをお勧めさせていただいております。
弊社からのご提案
弊社からのご提案として、塗料の種類を2パターンで考えさせていただきました。
ウレタン塗装のパターンとシリコン塗装のパターンです。
ウレタン塗装の耐用年数は8年
シリコン塗装の耐用年数は12年
目地のコーキングは打ち替えさせて頂き、屋根の塗装も一緒に行っていきたいと思います。
足場を架設するのに、波板の脱着は必須です。その際に、劣化が酷く割れる可能性がある場合は、必ずお客様にお伝えさせて頂いております。
ウレタン塗装のパターンとシリコン塗装のパターンです。
ウレタン塗装の耐用年数は8年
保証は5年シリコン塗装の耐用年数は12年
保証は6年
となっています。目地のコーキングは打ち替えさせて頂き、屋根の塗装も一緒に行っていきたいと思います。
足場を架設するのに、波板の脱着は必須です。その際に、劣化が酷く割れる可能性がある場合は、必ずお客様にお伝えさせて頂いております。
お問い合わせはこちらまで
こちらの現場は、私が担当させていただきました
記事内に記載されている金額は2022年09月01日時点での費用となります。
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