擁壁の現状
※二段擁壁とは・・・既存の擁壁上にコンクリートブロックやコンクリートなどが設置されている擁壁の事を言います。
擁壁とは、崖や盛り土の側面が崩れ落ちるのを防ぐために築く壁の事を言います。土壌の安息角(あんそくかく)を超える大きな高低差を地面に設けたい時に、土壌の横圧に抵抗して斜面の崩壊を防ぐために設計・構築される壁状の構造物になります。
※安息物とは・・・土や粉粒体を積み上げたとき、自発的に崩れることなく安定を保つ斜面の最大角度の事で、滑りださない限界の角度です。一般的な地上の傾斜面では、35度前後とされています。擁壁の設置義務があるのは、宅地造成等規制法の区域内(宅地造成工事規制区域)で高さ1m以上の盛土の場合で、その他の区域は盛土・切土に関係なく壁高2m以上の場合です。
劣化すると・・・
弊社からのお見積りとして、3パターンご提案させていただきました。
★A 擁壁やり替え工事
★B 擁壁補強工事【全体補強】
★C 擁壁補強工事【平屋のみ補強】
状態を見るからには、AかBをお勧めいたします。
外側には公園が
外側には公園がありますので、重機を入れていいのかなどの確認許可が必要になってきます。それと擁壁が2軒続いているので、どこまで施工を行うかなどの打ち合わせも慎重にする必要があります。
対応としては・・・
こちらの写真のように今にも崩壊しそうな状態ですので擁壁としての強度は低下しています。万が一擁壁が崩壊すれば、周辺の建物が倒壊したり傾いたり、最悪は人命が損なわれるリスクも得ます。擁壁の劣化症状が目視で確認でき安全性に問題がある場合は速やかに対応、今回のようにやり替え工事となりますと、既存の擁壁を撤去し新し擁壁を造るとなるとやはり費用は高額にはなります。
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記事内に記載されている金額は2023年03月22日時点での費用となります。
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