台風が来る場合、とても強い風と雨が降ります。例えば、築年数が１０年以上を経過しているお家でまだ一度もメンテナンスをしていないような場合、屋根材が劣化しているなどの理由から風により一部が落下したり吹き飛んだりすることがあります。また、外壁材についても同様で屋根瓦やタイルと同じで強風により破壊されてしまったり、吹き飛んでしまったりする事があります。吹き飛んでしまったら補修すればいいのではと思われるかもしれませんが、吹き飛んだか所に雨水が入り込み重大な問題へと発展することもあります。場合によってはただの補修では済まない場合もあります。
◎雨漏り
台風が過ぎ去った後多くのご相談をいただくのは、やはり「雨漏り」です。なぜ台風の後に雨漏りが多くなるのでしょうか？その原因ですが・・・
●台風により屋根材が剥がれたり吹き飛んだりすることで、防水シートに雨が侵入し天井から雨漏りを起こす。
●台風による外壁材の破壊や劣化している箇所からの雨水の侵入
雨漏りを起こしている場合、台風による影響がすべての原因というわけではなく、元々劣化している箇所に台風で決定打を受けたことによるものです。
◎外部の物が家にぶつかる
ごく稀にあるのですが、あまりに大型の台風が来ている場合、外にあるものなどが吹き飛ばされてしまいます。ひどい場合は、洗濯物やハンガーではなく、看板や電柱などがお家にぶつかってくることもあります。このような場合、外壁材が破壊されるだけではなく雨が家の内部に侵入し雨漏りを起こす可能性もあります。また、小さいものでも風が強い場合には窓ガラスなどが割れることも・・・。
◎足場倒壊の危険性
外壁塗装を行う場合、まず足場の設置を行い塗料が飛び散るのを防止するための飛散防止シートをかぶせます。台風が来た場合、子の足場を補強対策しないと風で飛ばされてしまい重大なトラブルになる可能性があります。例えば、足場の倒壊によりお家の外壁材や窓ガラスが割れてしまうという事態や、お隣のお家へ落下してしまい重大なトラブルになる可能性があります。そのため対策をしないと足場が倒壊してしまい大変です。
◎塗装作業が進まない・工期が伸びる
台風が来た場合、当然ですが塗装作業もですがすべての作業がストップします。当初の予定より数日伸びてしまう可能性があります。
対策①台風接近前に吹き飛びそうなものを移動
台風が来る場合、今では接近前からニュースや天気予報アプリなどで知ることができますので事前に来ることが分かった時点で庭においてある植木やそのほか、風で吹き飛びそうなものを家の内部に移動しておくなど事前のチェックが必要です。移動できなよなものに関しても吹き飛ばないように対策を事前にしておきましょう。
対策②屋根や外壁の事前メンテナンス
台風で外壁材や屋根材が落下したり剥がれたりしないためにも、事前に屋根の状態や外壁の状態を確認しておき、劣化している箇所やひび割れ、浮き上がりなどの症状があれば無料点検などを利用してしていただくことをオススメいたします。屋根材の落下などはとても危険ですし、雨漏りの原因にもなりかねません。ですで定期的に点検していただいてる場合は業者に見てもらうことで費用を最小限に抑えることができるというメリットはあります。さらに台風の過ぎ去った後は多くの方が被害にあわれることで業者も忙しくなることも多いです。そのような場合なかなか業者が見に来れない事もあります。被害にあってから数日そのままという状況にならないように、定期的なメンテナンスをオススメいたします。
対策③足場の倒壊対策
外壁塗装の工事期間中の台風はとにかく何かと厄介です。特に被害が出る可能性の足場の強風対策はしっかりやっておかなければいけません。メッシュシートを取ったりしっかり足場を補強したりといった対策が必要になってきます。足場の対策に関しては工事業者がきちんと行います。
記事内に記載されている金額は2023年08月09日時点での費用となります。
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