アルミ複合板の芯材は樹脂となっているため、非常に軽いのが特徴です。例えば、３ｍｍ厚×９１０ｍｍ×１８２０ｍｍのアルミ板が約１４㎏あるのに対し、アルミ複合板は、約４㎏となっておりアルミ板の半分以下の重さとなっていることがわかります。そのため、運搬や取付が容易となり作業の負担が軽減されるというメリットがあります。
◆防火性
アルミ複合板の中には不燃アルミ複合板といって不燃性を付加した材料があります。こういった防火性を持つ材料は、法律上で使用が定められている箇所では必要となり、今やなくてはならない材料となっています。ガソリンスタンドの看板や地下鉄などの誘導サインなど、防火性が求められる場所で用いられています。
◆温度変化に対する安全性
屋外などの日差しが当たる場所や、雨に晒されるような場所、さらに気温の変化が激しい場などにおいても劣化しにくく、問題なく使用できます。そのため屋外に掲げる看板は勿論、建材にも適切な材料となっています。
◆耐衝撃性
アルミ複合板は、芯材に樹脂が用いられていることによって、強い衝撃が与えられた場合でも割れることがないため、万が一の際でも安全です。
◆加工性
アルミ複合板は、通常暑さが約３ｍｍ程度と薄く、他の板材とヒックしても柔らかい材料であるため、加工性にすぐれているという特徴を持っています。例えば切断だけを行う場合は、カッターナイフで簡単に切ることができます。他にも曲げ加工やパンチング加工も容易に行うことが可能な材料です。
◆平滑性
アルミニウムと樹脂の積層効果により剛性が高く、たわみやひずみがないため、平滑性に優れています。そのためカッティングシート等の薄いシートでも綺麗に貼ることが可能となります。
◆安価
看板に用いられる材料には、アルミ複合板の外にも鉄板やアクリル板などがありますが、その中でも安いのがアルミ複合板です。
記事内に記載されている金額は2023年12月21日時点での費用となります。
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