こちらの玄関入り口部分のタイルにかけている箇所があるとの事です。しっかり見ていきたいと思います。
少し欠けていますね。玄関部分のタイルが割れてしまう原因はいくつか考えられます。
①衝撃で割れてしまう：タイルは耐久性がたかいですが、重いものが落ちたり衝撃を受けると割れることがあります。
②下地不良で割れてしまった：タイルの下地に接着剤が不足しているとタイルが浮いてしまい雨水の侵入や劣化に繋がります。
③経年劣化：玄関ポーチは雨や天候の影響を受けやすいため経年劣化によって割れることがあります。下地の痩せやすさも考慮しなければなりません。
④内床兼用タイプのタイル：内床用タイルは外床用タイルよりも柔らかく爆裂を起こす可能性があるため、外での使用は避けるべきです。
タイル割れの早期発見が被害を防ぐために非常に重要になります。
部分貼替だと劣化の差が出てしまい少し目立ってしまいます。以前施工した際に使用したタイルが余っていたり、メーカー名や品番記録として残っていた場合は、同じタイルを取り寄せることができるのですが、実際多くの現場では同じ種類のタイルで施工するのではなく、色や質感が似た様なタイルで対応するのがほとんどになります。劣化状況もありますが、既存のタイルとなじみやすい色や質感の似たタイルを探す必要があります。
こちらは少しへこんでいる感じの穴ですね。部分的な補修をご依頼ですが、下地を補修したうえで同じクロスがあれば部分的に貼替は可能です。
こちらの壁穴も、上記と同じで下地の補修を行い、同じクロスがあれば部分的な補修は可能になります。しかしなければ似た様なクロスを使用するか、全面張り替えてしまうかになってしまいます。
記事内に記載されている金額は2024年03月04日時点での費用となります。
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