擁壁クラックの現場調査
こちらが今回お伺いした現場になります。擁壁の上にある塀に大きな亀裂があるとのことで伺いました。こちらに見える車庫の上あたりに大きなクラックがあるのが見えますでしょうか。
かなり深いひび割れ
近づいてみると壁が浮いてしまっています。雨水が染み出しているので塀の補修、裏側の塗装と防水工事が必要になります。コンクリート塀は、現場にて型枠をつくり、そこにコンクリートを流しこむ現場打ちコンクリートにて一体的に作る塀です。強度があり、型枠の加工によって形状を自在にすることができて見た目で高級感を感じることもできます。
主な劣化症状
①ひび割れ
コンクリートのひび割れは比較的良く見られる症状で、施工時の問題や経年劣化によるものなど様々な原因が考えられrます。そしてひび割れには危険性はなく補修の必要性はないものと、逆に危険性が高く補修が必要なものに分けられます。その違いとは、主にひび割れの幅を確認することで判断します。
◇危険性が低く補修の必要性はないひび割れ→幅0.3mm未満
◆危険性が高く補修が必要なひび割れ→幅0.3mm以上
0.3mm未満のひび割れは「ヘアークラック」と呼ばれ、構造に大きな影響を与えるものではなく、緊急的に補修する必要はないとされています。ただし見栄えは悪く、時間の経過とともに規模が拡大していくこともあるため警戒しておくことが重要です。0.3mm以上のひび割れは、構造に影響を与える可能性があるひび割れとして適切な補修を検討する必要があります。ちなみに構造に影響があるひび割れの事は「構造クラック」あy「貫通クラック」などと呼ばれています。
②爆裂
コンクリートの爆裂とは、内部の鉄筋が錆びて膨張することで内側からコンクリートを破壊することを言います。通常ある解離性を保っているコンクリート内部は、空気中の炭酸ガスと反応すると表面から徐々にアルカリ性を失っていく「中性化」を引き起こします。鉄筋はアルカリ性に覆われていることで腐食から守られていますが、「中性化」が鉄筋迄及ぶと錆びてしまうことがあり、その結果として爆裂を起こすのです。爆裂が起こると範囲をどんどん拡大させていく重大な症状で、建物寿命を縮める原因となりますので速やかに補修することが重要になります。
③欠損
コンクリートの欠損とは、物理的に生じる欠けや割れの事を言います。コンクリートに何か衝突したり、その他凍害やアルカリシリカ反応が起こったりするなど、様々な原因が考えられます。規模が大きい欠損であれば、中性化による鉄筋の腐食が起こりやすくなるため、注意が必要になります。あるいはすでに鉄筋が露出していたり、また錆びてしまったりしていることも考えられます。鉄筋への影響が懸念されるような欠損は、速やかに補修することが重要です。
コンクリートのひび割れは比較的良く見られる症状で、施工時の問題や経年劣化によるものなど様々な原因が考えられrます。そしてひび割れには危険性はなく補修の必要性はないものと、逆に危険性が高く補修が必要なものに分けられます。その違いとは、主にひび割れの幅を確認することで判断します。
◇危険性が低く補修の必要性はないひび割れ→幅0.3mm未満
◆危険性が高く補修が必要なひび割れ→幅0.3mm以上
0.3mm未満のひび割れは「ヘアークラック」と呼ばれ、構造に大きな影響を与えるものではなく、緊急的に補修する必要はないとされています。ただし見栄えは悪く、時間の経過とともに規模が拡大していくこともあるため警戒しておくことが重要です。0.3mm以上のひび割れは、構造に影響を与える可能性があるひび割れとして適切な補修を検討する必要があります。ちなみに構造に影響があるひび割れの事は「構造クラック」あy「貫通クラック」などと呼ばれています。
②爆裂
コンクリートの爆裂とは、内部の鉄筋が錆びて膨張することで内側からコンクリートを破壊することを言います。通常ある解離性を保っているコンクリート内部は、空気中の炭酸ガスと反応すると表面から徐々にアルカリ性を失っていく「中性化」を引き起こします。鉄筋はアルカリ性に覆われていることで腐食から守られていますが、「中性化」が鉄筋迄及ぶと錆びてしまうことがあり、その結果として爆裂を起こすのです。爆裂が起こると範囲をどんどん拡大させていく重大な症状で、建物寿命を縮める原因となりますので速やかに補修することが重要になります。
③欠損
コンクリートの欠損とは、物理的に生じる欠けや割れの事を言います。コンクリートに何か衝突したり、その他凍害やアルカリシリカ反応が起こったりするなど、様々な原因が考えられます。規模が大きい欠損であれば、中性化による鉄筋の腐食が起こりやすくなるため、注意が必要になります。あるいはすでに鉄筋が露出していたり、また錆びてしまったりしていることも考えられます。鉄筋への影響が懸念されるような欠損は、速やかに補修することが重要です。
ひび割れはなぜ起きるのか
耐久性に優れているコンクリート塀ですが、コンクリート材料の為、ひび割れを生じる場合があります。ひび割れを放置してしまうとその隙間から雨水が入り込み、中の鉄筋が錆びてしまったり、凍結融解によるコンクリートの剥がれを起こしてしまい、安全を確保する強度を保つことができなくなってしまいます。コンクリート塀は、現場打ちコンクリートの為、コンクリートの乾燥収縮や沈下によるひび割れ、コールドジョイントが原因のひび割れ等が発生する可能性があります。
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こちらの現場を担当しているのは私です
記事内に記載されている金額は2024年06月26日時点での費用となります。
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