軒の出巾が90cmと大きいため、太めの木材(垂木)で下地を作っています。垂木は、屋根の構造部分において重要な役割を担っています。屋根の下地となる野地板を張るために屋根の一番高い箇所である「棟木(むなぎ)」から軒先の「桁(けた)」の間に斜めにかけ渡されます。垂木は屋根下地板の野地板を止付ける為の部材としての役割を果たします。これにより屋根材の重さを均等に分散させて建物全体の安定性を保ちます。
屋根の下地が完成しました。見違えるようにしっかりしました!綺麗な下地の完成です。
①雨や雪の吹込みを防ぐ:玄関上の屋根(庇)は玄関や窓の上部に設置され、雨水や雪が直接建物内に入り込むのを防いでくれます。
②直射日光や日差しを遮る:特に夏場は日差しが強くなるため、直射日光を遮り室内の温度上昇を抑える効果があります。
③玄関の劣化を防ぐ:屋根(庇)があることで玄関周りの壁や床の劣化を防ぎ、長期的に建物のメンテナンスコストを抑えることができます。
④外壁を保護してくれる:雨水やと後れを遮ることで、外壁の汚れや劣化を防ぎ手てものの美観を保つ助けとなります。これらの役割を果たすために、屋根(庇)は様々な材質で造られており、アルミニウム、ポリカーボネート、ガラス、木材と金属などが一般的です。
軒天の造作も完成しました。残りは軒裏の塗装と屋根葺き作業になります。軒天は紫外線や雨水に晒さるため、防水性や耐候性に優れた塗料を選ぶことが大切です。カビや藻の繁殖を防ぐために防かび性や防藻性に優れた塗料の選択もあります。塗料選びの際に相談等されても良いですね。
記事内に記載されている金額は2024年08月07日時点での費用となります。
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